一言、二言

過去の一言、二言
 2014年11月22日  麻耶氏、今年2冊目!
 今週の購入本
 「化石少女」 麻耶雄嵩(徳間書店)
 「オルゴーリェンヌ」 北山猛邦(ミステリ・フロンティア)
 「宇宙軍士官学校 −前哨−6」 鷹見一幸(ハヤカワ文庫)
 「ニルヤの島」 柴田勝家(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

 麻耶氏がなんと今年2冊目! 珍しいことに、近年積極的に本を刊行しているような。他の作家には、こんなことは言わないのだが、麻耶氏に関しては、1年に1冊ずつで良いのでは? と、思わず心配してしまう。次の作品まで間が空きすぎませんように。

 2014年11月18日  本をいただきました!
 原書房さまから本をいただきました。

 「焼け跡のユディトへ」 川辺純可(原書房) 第6回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作

 第6回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作といえば、今年出版された「経眼窩式」。また、同じく第6回の優秀作として出版された「旧校舎は茜色の迷宮」。どちらもなかなかの秀作であった。よって、この「焼け跡のユディトへ」も期待して読みたいところ。

 戦後の瀬戸内を舞台とした女性連続殺人事件を描いた作品とのこと。本の表紙にも雰囲気が出ていて、面白そう。

 2014年11月15日  うわさの「スノーホワイト」
 本日の購入本

 「密室館殺人事件 名探偵の証明」 市川哲也(東京創元社)
 「PK」 伊坂幸太郎(講談社文庫)
 「スノーホワイト」 森川智喜(講談社文庫)
 「判決破棄 リンカーン弁護士」 マイクル・コナリー(講談社文庫:上下)

 本格ミステリ大賞「スノーホワイト」。文庫化を待とうと思っていたのだが、こんなに早く出るなんて!

 前作、「キャットフード」が実に癖のある、一筋縄ではいかない作品であった。今作も、とんでもないことをやってくれているのでは!?

 2014年11月8日  「毒殺者」に注意
 本日の購入本

 「屍者の帝国」 伊藤計劃(河出文庫)
 「清らかな煉獄 霊媒探偵アーネスト」 風森章羽(講談社ノベルス)
 「人間以前」 フィリップ・K・ディック(ハヤカワ文庫)
 「毒殺者」 折原一(文春文庫)

 購入してから気づいたのだが、折原氏の文春文庫から出版された作品「毒殺者」、これがなんと以前講談社から出ていた「仮面劇」を改題したものとのこと。「仮面劇」持ってるよ・・・・・・
 折原氏の作品はこういうのが多い。これに気づかず、だぶった作品が数冊ある。こういう売り方をするのであれば、もう手を出さないほうがいいのかな。

 2014年11月1日  久々の柄刀氏の新刊!
 本日の購入本

 「密室の神話」 柄刀 一(文藝春秋)
 「女 王」 連城三紀彦(講談社)
 「犯罪は王侯の楽しみ」 カトリーヌ・アルレー(創元推理文庫)
 「フローテ公園の殺人」 F・W・クロフツ(創元推理文庫)
 「溺死人」 イーデン・フィルポッツ(創元推理文庫)
 「マックス・カラドスの事件簿」 アーネスト・ブラマ(創元推理文庫)

 ずいぶんと柄刀氏の新刊が出ないので心配していたのだが、ようやく出てくれて一安心。最近、作家の訃報や病気の知らせなどが相次いだので、ちょと心配していたのだが、大丈夫だろうか。前みたいなハイペースとまでいかなくても、年に1冊程度でもいいので、コンスタントに出してもらえればと願いたい。

「マックス・カラドスの事件簿」は、盲目の探偵が活躍するシリーズ。これは、以前読みたいと思っていたのだが、購入する前に絶版となってしまい、入手することができなかった。今回の創元文庫復刊作品のなかで一番楽しみにしていた本。