西澤氏の「赤い糸の呻き」は、文庫化されたので購入。ちなみに“呻き”は“うめき”。なんて読むんだろうと調べてしまった。この作品、単行本で出た際に、なかなか評判が良かったので、文庫化を心待ちしていた作品。短編集ということであるが、どのような内容になっているのか。楽しみに読むとしよう。
本日の購入本
「血の裁き 上下」 ロバート・ゴダード(講談社文庫)
「鎮魂歌 不夜城2」 馳星周(双葉文庫:日本推理作家協会賞全集88)
「OUT 上下」 桐野夏生(双葉文庫:日本推理作家協会賞全集88、89)
「本格ミステリの現在 上下」 笠井潔(双葉文庫:日本推理作家協会賞全集91、92)
「ホラー小説大全 ドラキュラからキングまで」 風間賢二(双葉文庫:日本推理作家協会賞全集93)
長らく途絶えていた・・・・・・というほどでもないが、毎年毎年でるわけでもないながらも、未だ続いてくれている日本推理作家協会賞全集。今回は長編2作と評論2作の4作品が刊行。よくよく考えてみれば、当たり前のことながら、古い! 桐野夏生氏の「OUT」なんて、もうどれだけ前に読んだ作品なんだか。なんだかんだ言って、購入はするものの積読になる全集であるのだが、機会を見つつ読み上げていきたい。
2014年6月11日 久々の鯨統一郎
原書房様から本をいただきました! ありがとうございます。
「冷たい太陽」 鯨統一郎(原書房:ミステリー・リーグ)
鯨氏の作品を読むのは久しぶり。ミステリー・リーグからの出版という事は、ミステリ色の濃い内容になっているのだろうか!? “前代未聞の誘拐ミステリ”とのことなので、これは面白そう。なるべく今月中には、読み上げたい。
2014年6月7日 とりあえず買ってみた
本日の購入本
「硝子の探偵と銀の密室」 小島正樹(講談社ノベルス)
「ローマで消えた女たち」 ドナート・カッリージ(ハヤカワミステリ1884)
「SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと」 チャールズ・ユウ(新ハヤカワSF)
なんとなく買ってしまった、ドナート・カッリージの「ローマで消えた女たち」。この著者は、昨年の1月に同じくハヤカワミステリから出版された「六人目の少女」を書いた人。「六人目の少女」は、さほど話題にならなかったものの、読んでみてなかなかの怪作と感じられた作品であった。そんなわけで、2冊目もと思い購入。この「ローマで消えた女たち」が前作を超えるような内容であれば、相当話題になると思うのだが。