一言、二言

過去の一言、二言
 2014年6月28日  長沢氏、進撃
 今週の購入本

 「リップステイン」 長沢樹(双葉社)
 「さよならの儀式 年刊日本SF傑作選2013」 大森望/日下三蔵編(創元SF文庫)

 先週、長沢氏の新刊「リップステイン」が買えなかったが、今週、たまたまよった本屋で発見。無事に6月中に購入することができた。

 横溝正史賞からデビューして以来、なかなかのハイペースで作品を書き続けてくれている長沢氏。角川書店に限らず、他の出版社からも作品が出始めている。今後、流行作家として有名になる日が来るのか!? 個人的には好きな作家なので、応援していきたい。

 2014年6月21日  西澤氏の評判良かったやつ
 本日の購入本

 「宇宙軍士官学校 -前哨-5」 鷹見一幸(ハヤカワ文庫)
 「魔聖の迷宮 グイン・サーが133」 五代ゆう/天狼プロダクション監修(ハヤカワ文庫)
 「赤い糸の呻き」 西澤保彦(創元推理文庫)

 西澤氏の「赤い糸の呻き」は、文庫化されたので購入。ちなみに“呻き”は“うめき”。なんて読むんだろうと調べてしまった。この作品、単行本で出た際に、なかなか評判が良かったので、文庫化を心待ちしていた作品。短編集ということであるが、どのような内容になっているのか。楽しみに読むとしよう。

 2014年6月14日  まだまだ続く、日本推理作家協会賞シリーズ
 本日の購入本

 「血の裁き 上下」 ロバート・ゴダード(講談社文庫)
 「鎮魂歌 不夜城2」 馳星周(双葉文庫:日本推理作家協会賞全集88)
 「OUT 上下」 桐野夏生(双葉文庫:日本推理作家協会賞全集88、89)
 「本格ミステリの現在 上下」 笠井潔(双葉文庫:日本推理作家協会賞全集91、92)
 「ホラー小説大全 ドラキュラからキングまで」 風間賢二(双葉文庫:日本推理作家協会賞全集93)

 長らく途絶えていた・・・・・・というほどでもないが、毎年毎年でるわけでもないながらも、未だ続いてくれている日本推理作家協会賞全集。今回は長編2作と評論2作の4作品が刊行。よくよく考えてみれば、当たり前のことながら、古い! 桐野夏生氏の「OUT」なんて、もうどれだけ前に読んだ作品なんだか。なんだかんだ言って、購入はするものの積読になる全集であるのだが、機会を見つつ読み上げていきたい。

 2014年6月11日  久々の鯨統一郎
 原書房様から本をいただきました! ありがとうございます。

 「冷たい太陽」 鯨統一郎(原書房:ミステリー・リーグ)

 鯨氏の作品を読むのは久しぶり。ミステリー・リーグからの出版という事は、ミステリ色の濃い内容になっているのだろうか!? “前代未聞の誘拐ミステリ”とのことなので、これは面白そう。なるべく今月中には、読み上げたい。

 2014年6月7日  とりあえず買ってみた
 本日の購入本

 「硝子の探偵と銀の密室」 小島正樹(講談社ノベルス)
 「ローマで消えた女たち」 ドナート・カッリージ(ハヤカワミステリ1884)
 「SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと」 チャールズ・ユウ(新ハヤカワSF)

 なんとなく買ってしまった、ドナート・カッリージの「ローマで消えた女たち」。この著者は、昨年の1月に同じくハヤカワミステリから出版された「六人目の少女」を書いた人。「六人目の少女」は、さほど話題にならなかったものの、読んでみてなかなかの怪作と感じられた作品であった。そんなわけで、2冊目もと思い購入。この「ローマで消えた女たち」が前作を超えるような内容であれば、相当話題になると思うのだが。