一言、二言

過去の一言、二言
 2014年1月25日  泡坂ブーム
 本日の購入本
 「テキスト9」 小野寺整(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
 「百舌鳥魔先生のアトリエ」 小林泰三(角川ホラー文庫)
 「ピース」 ジーン・ウルフ(国書刊行会)
 「しあわせの書」 泡坂妻夫(新潮文庫)

 泡坂妻夫氏の「生者と死者」が復刊されると聞き、本屋に探しに行ったものの見つからず。その代わりに「しあわせの書」の方を見つけたので、こちらを購入。なんでもこちらの復刊の反響によって「生者と死者」が復刊になったようである。この勢いで、泡坂氏の持っていない本や未読本がどんどんと復刊されればいいのに。

 2014年1月18日  シリーズ第六弾
 本日の購入本
 「人魚姫 エリカ&パトリック事件簿」 カミラ・レックバリ(集英社文庫)

 スウェーデン発の“エリカ&パトリック”シリーズの第六弾。警察署をたばねる刑事パトリックと作家であるエリカの夫婦が事件に挑むシリーズ。エリカのほうは、出産中から出産直後とシリーズを通してあまり活躍をしているという印象がないのだが、今後はどんどんと事件にからんでいくこととなるだろう。パトリックのほうは、シリーズ初期では混乱極まりない警察署で四苦八苦という感じであったが、徐々に働きやすい環境になってきており、ますます活躍が期待される。それぞれの家族の問題に取り組みながら、なんだかんだと事件を解決していくシリーズ。最近、このシリーズにも慣れてきて、なんとなくアットホームに楽しめるようになってきた。

 2014年1月13日  今年の「このミス」大賞
 本日の購入本
 「特命指揮官」 梶永正史(宝島社)
 「一千兆円の身代金」 八木圭一(宝島社)

 今年で第12回となる「このミステリーがすごい!」大賞。今回は2作同時受賞。結構この2作同時受賞が多いような・・・・・・。あまり2作同時受賞っていうと、イメージがよくないので、1作に絞ってもらいたいところ。他に優秀賞といった賞もあり、それで書籍として刊行されているのだから、大賞は1作で十分だと思えるのだが。

 2014年1月11日  二人のフィリップ
 本日の購入本
 「静かなる炎」 フィリップ・カー(PHP文芸文庫)
 「時は乱れて <復刊>」 フィリップ・K・ディック(ハヤカワ文庫)

 さほど有名な作家ではないものの、長らく書き続け、何気に日本でも新刊が出続けているフィリップ・カー。本書はベルニー・グンターという元ベルリン警察の警官が主人公のシリーズ。前作「変わらざるもの」(PHP文庫)が非常に気になる終わり方をしていたので、今作がどのような具合になっているか、早く読みたくてしょうがない。個人的に、なんとなく推しつづけている作家のひとり。

 そしてSF界の巨匠、フィリップ・K・ディック。巨匠とか言いつつ、実はまだ1冊しか作品を読んでいない。積読ならたくさんある。今年の目標のひとつは、ディックの作品をある程度読み進めること。そんなわけで、復刊されたらしいこの「時は乱れて」を読むのはいつになるやら。

 2014年1月6日  新年初の購入本
 本日の購入本
 「これ誘拐だよね?」 カール・ハイアセン(文春文庫)

 新年度最初の買物はカール・ハイアセンの新刊。ハイアセンの新刊自体が久々のような気がする。過去の作品がだんだんと入手しづらくなっているので、再ブレイクを期待したい。

 2014年1月5日  年初めの更新
 あけましておめでとうございます。 今年も Grand U-gnol をよろしくお願いします。

 年末年始は、なんとなく島田荘司氏の未読本を集めて、数冊読むということを行った。

 他にも綾辻氏の「人形館」を読んだり、ラヴゼイの「キーストン警官」を読んだりと、再読や積読本などを色々と。

 数多くの積読本や、再読したい本の数を考えると、年末年始だけでは足りないなぁと。