七週間の闇
臨死体験研究家の女性が、自室の壁にかけられた巨大な歓喜仏の絵画に抱かれながら、首吊り死体で発見された。彼女の顔には異様な化粧が施され、額には第三の目が。自殺か、他殺か。疑われた夫、磯村にはアリバイが・・・・・・
そして数年後、磯村は事件のときアリバイを証明してくれた画廊の事務員の女性、亜矢子と再婚する。しかし、望むべき子供が生まれずに磯村夫妻は人工授精に踏み切る。
捜査を続ける馬目刑事。幸福にひたる亜矢子。
そして彼女の貧しかった過去。磯村との出会い、不倫。そして人工授精。磯村の妻に脅される亜矢子。地蔵殺し。
ある日、亜矢子は人工授精のときの秘密をばらすと産婦人科医師に脅される。そして亜矢子を再び殺人を犯すことを決意する。
そして磯村と死んだ妻との間の本当の思いを知ったとき、亜矢子は・・・・・・そして娘、優麻は・・・・・・
内容・感想へ戻る