Something (BY はやた)


いつもと変わらない玄関を開けて
いつもと同じ道を行く
今日もあの店にあの娘はいるだろうか
3ヶ月前のあの日から
僕はまだ見つめるだけの君

君と話したくて買った
送る相手のないこの鉢植えは
今もきれいな花を咲かせている

この通りの四季を彩るのも
僕に元気を与えてくれるのも
きっとなんでもないものの集まりで
気にしなければ、気づきもしないんだ

でも僕は気づいた
そう君に、君は僕のsomething

君と話したくて買った
送る相手のなかったこの鉢植えも
今は二年目の花を咲かせている




戻る