詩猫’S ROOM 2



E−ファンネル

投稿日: 2月 3日(土)06時13分07秒

思い出すと 胸が高鳴る

思い出すと 小指が痛くなる

思い出すと 微熱が治まらない

思い出すと 会いたくなる

思い出すと 欲しくなる

思い出すと もっと思い出す

思い出すと でも もう言っちゃいけない

思い出すと もう わからなくなる

思い出すと 胸が高鳴る

思い出すと 小指が痛くなる

思い出すと 微熱が治まらない

思い出すと 会いたくなる

思い出すと 欲しくなる

思い出すと もっと思い出す

思い出すと でも もう言っちゃいけない

思い出すと もう わからなくなる


動接

投稿日: 2月 3日(土)06時16分02秒

等身大の詩にマイクはいらない
疲労の先に 本音の叫びがそこにあるから

 覚醒した全身に 飯も睡眠もいらない

  包み込む常識や 読みより きっと 素手なら
  得手も不得手も たぶん 微笑みに変えられる

  耐えがたい常識や 間合いより きっと 既視感
  過去も今も だいたい 同じこと

流動体の星に地図はいらない
軌道の先に また会えそうな交差点があるから

 等身大の街に 待ちも勧誘もいらない

  包み込む蛙や 呼びより きっと 素手なら
  恥も外聞も たぶん 経験に変えられる

  変えがたい蛙や 暴露より きっと 心
  今も未来も だいたい 同じこと

   その先に だいたい同じな あなたがいるから