心の音色

言葉よりも儚く、言葉よりも確かな形。

バイオリンを奏でます。

ね、キミはバイオリン弾くとき、何を考えているの?
バイオリンのこと、どう思ってる?

私はね、いつもバイオリンと一緒に歌うのよ。
よく弾けたらバイオリンの事、褒めてあげてるのよ?
バイオリンって木で出来てるでしょ?
だから、私の気持ちがその木に染込んでいくんじゃないかって思ってるの。
仲良くできたら
バイオリンも私の気持ち解ってくれて、私の心を音色にしてくれるんだって
思う。
弾き込めば弾き込むほどバイオリンに私の思いがしみこんで
言葉よりも言葉らしい形、音色にしてくれるでしょう。


ピアノを弾きます。
キミは、ピアノを弾きながら何想う?
何を考える?

ピアノはね、心の鏡。
ピアノは人の優しさ。
心みたいにデリケートな音色で
私の心、歌ってくれる。
時には威厳に満ち、時には華々しく…。

バイオリンで気高く、心強く。
ピアノで優しく、心そっと包むように。

そんな想い向けながら
音楽を愛してます。

それは、
人を愛するのと同じくらい。






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