タイトル

It's a small world

出題者

Miwako

毛布

電車

おしっこ

ビデオ

プール


メイちゃんはね、5月に産まれたんだって。パパがメイが大きくなる頃には、きっと外国に簡単に行けるようになるから英語でも分かる名前にしようって。
5月のことを英語でメイって言うんだって。なんだか、とってもかっこいい?

今日は大好きなママと一緒に遊園地に行くんだよ。ママはね、太陽のようにふわふわ暖かくて、ママにだっこって甘えると
毛布くるまれたようで気持ちいいよ。
パパはお仕事だから行けないんだって。写真をいっぱい撮って、パパにも見せてあげなくっちゃ。ママが一緒だからいいんだ、大好きなミッキーをお供にして3人で行こう。
「メイ、これから
電車に乗るの。遊園地まで遠いからおしっこ行っとこうか?」ママが聞いたよ。
レディに向かって失礼ね。でも、その方が良いかな?
「分かった、ママ。ミッキーも一緒に連れてっていい?」
「ミッキーはママと待ってるから一人で行ってきなさい」随分なママ、でもまーいいか。

それでは、ひゅーっとひとっ飛び・・・
「さー、準備オーライ」
「メイ、くつを履いたままシートに乗ったらだめだよ」
「分かってるって、ママ」もう、いつもママは同じセリフ。
「困ったもんだ、ねーーミッキー」ミッキーは知らん顔でにっこり笑ってるよ。
メイもなんか楽しくなっちゃった。「わーい、お空がとってもきれいだね」
「メイ、いい子にしてなさい」ママはいつもの調子だよ。

さー、着いた。着いた。スキップ ・ スキップ ・ ラン ・ ラン ・ ラン
「ミッキー、かけたら駄目だよ」ママの替わりに言ってあげたよ。
きっと、ママは言うんだもん。えへへ

とっても楽しくなっちゃった。ママも笑顔がいっぱいだ。
ビデオを撮って、パパに見せてあげないとね」ママは名カメラマンだよ。

もうすぐ、順番やってくる。
「お嬢ちゃん、二人?」お姉さんが聞いた?
「うーーん、三人。私の名前はメイ。ミッキーも一緒だよ」
「そうだね。それでは、こちらに並んでね」

もうすぐだ、大きなお船がやってきた。
「メイちゃん、気を付けてね。はい、ここに座って」お姉さんが言いました。
お姉さん、とっても頭がいいね。ちゃんと名前を覚えてくれました。
3人で並んで座りました。ママとメイの間でミッキーがすまして座っているよ。

大きな
プールの中をお船が進む。
「世界はせまい・・・♪」お人形さんがたくさん、ダンスをしたり歌を歌ったり、、
「世界中輪になって・・世界は一つ・・♪」メイも大きな声で歌ったよ。
どこまでどこまでも、お歌が続くよ。ミッキーもにっこり笑って歌っているみたい。
いつのまにか、ママもビデオを置いて三人で歌っていたよ。
「楽しいね」メイが言ったら、ミッキーが「うん」っていうように微笑んでいた。

「ママ、もう一回乗ろう」
「そうね、帰ってパパにメイのお歌上手なとこ見せないとね」
ママがビデオを持ち上げて言いました。
「今度はちゃんとビデオ 撮らなくっちゃ」

ママ、本当に名カメラマン?