「ちいちゃんのかげおくり」


場面分け

説明:このお話には「前話」と「後話」があります。
    まず「前話」です。
    前話は物語の中身に入る前に、読む人に心の準備をさせるためにあります。

指示:このお話の前話は、どこからどこまでですか。

44ページの3行目から5行目まで

説明:次は「後話」です。
    後話は物語の中身が終わって「めでたし、めでたし」というところです。

指示:このお話の後話は、どこからどこまでですか。

59ページの4行目から12行目まで

説明:このお話の中身を4つに分けます。
    このお話は、途中で1行空いている所があります。
    そこが場面の変わり目になっています。
    指示:まず、1行間が空いているところを探しなさい。

・53ページ2行目と3行目
・55ページ8行目と9行目
・59ページ3行目と4行目

説明:これでは3つにしか分けられていません。
    次に、日にちや時が変わった所に注目します。
    指示:話の途中で、時が変わった所を探しなさい。

・44ページ6行目「出征する前の日」
・48ページ6行目「次の日」
・50ページ1行目「夏のはじめのある夜」

説明:44ページ6行目は「前話」と第1場面の境になりますね。
    指示:つぎの境は、48ページ6行目でしょうか。それとも50ページ1行目でしょうか。

50ページ1行目 時が大きく変わったところだから。

指示:それではノートに、このお話の成り立ちを表で書きなさい。

全話P44 L3〜L5「かげおくりって遊びをちいちゃんに教えてくれたのは、 お父さんでした。」
第1場面P44 L6〜P49 L3 「出征する前の日〜とても怖い所に変わりました。」
第2場面P50 L1〜P53 L2「夏のはじめの夜〜たくさんの人たちの中でねむりました。」
第3場面P53 L3〜P55 L8「朝になりました。〜ぼう空ごうの中で眠りました。」
第4場面P55 L9〜P59 L3「明るい光が顔に当たって〜空に消えました。」
後話P59 L4〜L12「それから何十年。〜遊んでいます。」


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