部屋の窓辺に座ってボケレーっとすんのが新たな私の生活文化になりました。

喫煙者のクセに私の巣に在る様々な物に煙草の臭いが染み付くのを恐れています。

物凄い矛盾です。だから何時も嗜む場所は窓辺。

高台に建っているS・邸、私の部屋の北側の窓からの眺めは嫌いではありません。

　

ライタァを手に持ちっぱなにすると、無意識の内にカチカチといじっている事に気付きます。

最初は、オイルが無くなる事を危惧していましたが、

最近では気にしてもこの癖は無駄だと気が付き、特に気にしなくなりました。

ｈ・ｌの１７ミリグラムは不健康代表にはキツイ。

頭が朦朧として、私は只、窓辺にしゃがみこむ事意外に出来る事は無くなります。

どれ程この煙が私のビタミンを奪うと知っていても、

私はこの倦怠感が嫌いでは無い。

吸い始めたキッカケこそ、この適度な酸欠にハマったからだし。

いくら体に害が有ると言われていても、

私は体に新鮮な平常では無い感覚を与える嗜好品を辞めようとはしません。酒でも、煙草でも。

一種遠回しな自殺なのかも知れません。

女児の御友達は殆ど吸いません。明ら様にシカメ面をする生意気な女も居ますが、

何と罵声を浴びせられようが辞めようとは思いません。

煙草を嗜む女児は、出産時に胎児が死亡する確立が、

平常よりも何倍かに跳ね上がると、何時か何処かで聞いた事が有ります。

私は子孫を残せるでしょうか。

でも今はそんな事はどうだって良い。

　

あまりに眩暈がするため、窓枠に身を任せてアスファルトを見下ろすと

何時か此処から落ちて死ぬんではないかとゆう思いが頭をよぎります。

煙を深く吸い込むと腕の力が抜けるからです。

音楽を嗜みながら 空の色が変わってゆくのを確認していると、

様々な思想が浮かんできて時間を忘れさせます。

最近は、過ぎて行く時間が儚くて切なくて仕方有りません。

年を取ったのだと思います。