彼氏ケースの謎。




  私のクローゼットには『彼氏ケース』という彼氏専用の引出しがあるんです。
  パンツやTシャツ、パジャマなどとりあえず必要最低限のものが入っています。
  しかし最近、この『彼氏ケース』に異変が起きているんです。


  ・・・くせぇ。

  ・・・いや、くさ過ぎです。


  漢字で書くなら『臭』という言葉を使うのが良いでしょう。
  ちなみに言うと彼氏にきつい体臭はありません。(彼氏の名誉のため)
  臭ってくるのはロウソクのロウのような・・・もわっと広がって、つんと鼻にくる臭いなんです。
  考えてみてください、いちゃいちゃしていて、彼氏をぎゅっとした瞬間、

  衣類からもわ〜んとただようなんとも言えぬ『悪臭』。


  耐えられないっすよ・・・。


  ってことで意を決して臭いの元を探ることに。
  パンツ・・・くんくん、これは違う。

  パジャマ・・・くんくん、これも違う。


  Tシャツ・・・



  うわぁぁぁぁ、お前かっ!!


  臭いをかぐまでもなかったです。
  ケースの奥に忘れ去られたように置いてあった『元 白いTシャツ』

  
  黄色くなってるし。



  他と匂いの濃さが違うしっ。


  なんかベタベタするしっ!!!


  Tシャツはすぐにゴミ箱行き、
  その他のものはすぐ洗濯に決定。
  臭いの発生理由は未だに不明ですが、絶対絶対突き止めてやるっ!!


2003年08月15日 01時14分50秒




『日記。』を始めて。



  こんにちは、黒髪の大和撫子(自称)のえりです。

  ・・・世界陸上に出場していた池田選手のことですね。
  ちょっと私のツボだったのです。

  末続選手、凄かったですね!!
  友達とチャットをしながら見ていましたが、誰も会話をしようとはせず・・・。

  この日の会話は「えりのつれづれ日記。」と世界陸上とサッカーとパソコン相談でした。
  良くも悪くも、サイトに関する感想が聞けるのはうれしいですね。
  OPENして3週間、ぽつぽつと聞くようになりました。

  「茨城ネタ、面白かった!!」

ありがとうっ!!これからも茨城をよろしく!!



  「職業に4回生と書くのはどうでしょう」

昔のなごりです。



  「もうちょっとデザインを考えたら?」

ひぃぃぃぃぃぃ!!頑張りますぅ・・・。



  「あんたのお父さん、いい味だしてるなぁ」

そうなの!!私、親にはかなわないと思います。



  「化粧は落として寝ましょう」

・・・本当にそうです。何も言えません。



  「言い訳の場を!!」




お断りします(‾∀‾*)



  (注)「えりのつれづれ日記。」は100%真実でお送りしています。決して彼氏の言い訳の場は作りません♪






彼氏の指摘。


 「お前、最近ネタないやろ?」

 と突然彼氏に指摘を受けました。
 私もそうそうドラマティックな人生を歩んでいるわけじゃないのでまあそういうこともあるでしょう。
 でもまさにこれがネタになりそうだったので(実際なっていますね)少し話を聞くことにしました。

 「別にないわけじゃないけど、そんなにうまくできた話はないかもね。」

 「そうやろー??」(←なぜか自慢気)

 「なんでそう思ったわけ?」

 「オレ的に面白いのが最近ないなって思ったしな。」

 「へぇ〜、アンタ的にはどの話が好きなの?」

 「うーん、そうだな・・・『日記をはじめて』とか彼氏ケースの話とかかな。」

 「・・・それってさぁ、自分がネタになると面白いってこと??」

 「まぁ、そうやな。」





(‾ー‾)ニヤッ




 そんなに言うんなら使ってあげようじゃないの!!


レポート提出日に「助けてぇ」と泣きついてきたから仕方なく手伝っている私の横でモトカノとのんきに電話してた話とか
物が捨てられなくて2年前のバレンタインチョコの箱を残してあることとか
カッコつけて2人で行った旅行を友達に一人旅だと自慢していることとか日焼けを恐がっているとか
自分では二股を隠してるつもりだったのに実は私にばれてた話とか
地下鉄東西線浦安駅からディズニーランドまでえんえん1時間以上も歩いたこととか
エロサイト見たせいで高額の国際電話の請求書が届いて眠れなくなった話とか・・・



クビを洗って待ってろよっ!!!







企画。


 笑っていいともを見ていて、「彼氏が彼女に着替えたら」というコーナーを発見しました。

 賞金はなんと3万円。

 でけぇ!!

 だってこのコーナー、タイトルのとおり彼女がスタイリスト兼ヘアメイクになって彼氏を女装させるだけなんだもん。
 つまり恥をかくのは彼氏だけ。なんてナイス企画!!!

 日頃、「オレの方がお前よりも似合う!!」と私の洋服を着てファッションショーをしている彼氏に
 堂々とファッションショーをしてもらうそしてこらしめる良い機会でしょう。


 さて、いつオーディションを受けに行こうか、と考えた時に気がつきました。






東京−京都間:新幹線代往復(2人分)
24000円 × 2 = 48000円




 賞金3万円。











 ・・・ボツだな、ボツ!!


 彼氏のコンプレックスである私よりも白い肌も筋肉のつかない足も素敵に映りそうなので良いセンいくとは思うんですがね。





誕生日。


 彼氏さんの誕生日、
 この日はそれだけではなく、2人が2ヶ月ぶりに会う日でもあったのです。
 さすがに2ヶ月ともなると見飽きた彼氏さんの顔も面白くもない冗談も恋しいものです。
 その分、誕生日にかける意気込みは大きかったです。 


 ささやかながらも腕を振るい、彼氏の好物を並べました。
 ケーキも手作り。
 自画自賛ですがなかなか上手に出来たと思います。
 「お誕生日おめでとう!!」
 ささやかな物も並べると華やかな食卓になりますね。
 彼氏も心待ちにしていたのか食が進みます。
 シャンパンを開けて、テーブルの中心にはケーキ、絵に描いたような二人の食卓です。
 「さて、ケーキでも食べる??」
 早く上手に出来たこのケーキを食べてもらいたかったのです。
 飲み物をシャンパンから紅茶へと変え、ケーキを切り分けます。


 「うん、うまい!!」
 このセリフを待っていた!!って感じです。
 心の中でガッツポーズをしました。
 しかもまたまた自画自賛ですが美味しいし!!
 自分のために2切れ目を皿にのせて、
 「1ホールあるから、もっと食べてね♪」笑顔で一言そう言った私に彼氏さんが一言、


 「こんなもん、よおそんなに食べられるなぁ。」











 
ガ━━(=‾□‾=)━━ン!!





 「こんなもん、よおそんなに食べられるなぁ。」


 「こんなもん、よおそんなに食べられるなぁ。」


 「こんなもん、よおそんなに食べられるなぁ。」

 








 ちょっと待ってくれ。
 “こんなもん”とはもしかしてケーキのことかな?
 それって、さっきあんたが「うまい!!」って誉めたやつだよね?
 それがなんでいきなり“こんなもん”に変わるわけ!?


 あんたが甘い物が苦手なことは良く知ってる。
 だからこそ甘さ控えめで作ったの。
 甘さ控えめだったでしょ?ケーキ。
 だからこそ出た「うまい!!」の一言だったんでしょ??
 だいたい、あたしがこのケーキを作るのにどれだけの苦労をしたと思う?
 クリームチーズを混ぜるだけで筋肉痛になるほどがんばったんだよね。
 なかなかコツがいるんだよ、このケーキ。


 そもそもね、「がんばって作ってくれてありがとう。」とか
 「今まで食べたケーキの中で一番おいしい」とか嘘でも良いから言ってよ!!
 「こんなもん、よおそんなに食べられるなぁ。」って何?何!?
 もっと言い方があるでしょうがっ!!!





 ・・・
 ヘコむこと5分、
 あまりのヘコみっぷりに彼氏さんはおろおろし、言い訳をしてきました。
 簡単に言うと「美味しいけど、大量には食べられない」ってことらしいです。 


 うんうん、言いたいことはわかった。
 甘い物が苦手なあんたに大量に食べさせるなんて私が悪かったよ。
 でもお願いだから「ケーキを残しておいて」とかバカなことは言わないで!!



 君は覚えているかなぁ?
 去年の誕生日、
 君は私が買ってきたケーキを食べきれなかったために「後で食べるから冷凍しておいて」と言ったことを。
 そして本当に私が冷凍したことを。
 そしてそして未だに冷凍庫の中にケーキがあることを。



 
君が残すものは思い出だけにしてくれ。






荷物。


 部屋を掃除していたら色々なものがクローゼットから出てきました。
 2年前のバレンタインチョコの空き箱、うる星やるらのフィギュア、聖闘士星矢のミニフィギュア、釈でお酌というおもちゃ・・・



 これらはなにかしら?



 あ!そうね、そうね、あなたが私の部屋においていった物たちね。

 私は物が増える度に「持って帰れ!」と言っていたけれど、
 あなたはなにひとつ持って帰ろうとはしなかったね。

 どうしてあなたは月に1週間くらいしかいない私の部屋に、
 大人買いまでしてそろえたフィギュアを置いておくの?

 それにチョコの空き箱・・・
 これは通称「ゴミ」と言うものだよ?
 しかも毎年同じチョコをあげてるのに。
 抹茶の粉だから気づいてないかもしれないけれど確実にカビてるよね?

 最後に「釈でお酌」
 2人ともそんなに釈由美子のファンでもないのにどうしてこれがうちにあるんだろう?
 あ、あなたのバイト先であったボーリング大会の優勝商品だったんだっけ?
 でもあなたの家からバイト先まで徒歩10分、
 あなたの家から私の部屋まで電車で1時間とバスで30分・・・
 どうしてうちにあるのかな??



 この前あなたに「あんたの家にあんたの荷物を全て送りつけてやる!!」と冗談で言ったけれど、
 ちょっと本気で送るかもって思ってしまった今日の片付けでした☆





買い物での出来事。


 水曜日の夜、
 「今日は鍋にしよう!」と決めて彼氏と買い物に行きました。

 「とりあえず、何鍋にするか決めよう。」と鍋のもとが置いてあるコーナーへ。

 「やっぱりキムチチゲかなぁ?でも寄せ鍋もいいよねー?
  あ、でも寄せ鍋だったら味噌味と普通の味があるよ?迷うよねー!!」
 

 と一通りしゃべって振り返ってみると、そこに彼氏の姿はありませんでした。
 恥ずかしいし、かっこ悪いしで慌てて彼氏を探すと、
 なんと彼氏は精肉コーナーでオバサマ方の中に埋もれていたのです。

 
 「ねぇ、とりあえず何鍋にするか決めてから食材探しするんじゃないの?」


 「ああ、ちょっと安い肉ないかと思って・・・。」


 「なに言ってんの。何鍋にするかによってお肉も豚か鳥か違うでしょ?」(←牛は論外)


 「あっ!!この肉安いで!!半額半額!!」


 「豚バラブロックで何鍋作んの?」


 「あー!!この肉安いで!!半額半額!!」


 「ちょっと!!その3枚、1200円の牛肉が半額だったからってなんで買うの?そしてこれを鍋にするの?!」


 「じゃあ、つくね!!半額やし、鍋に入れようやー。」


 「だから何鍋?!」


 なんとか精肉コーナーから引きずり出し、鍋のもとを選び、改めて野菜から選んでいくことに。


 「きのこ何にする?えのき?シメジ?」


 「・・・」


 反応がないので振り返ってみるとやっぱりそこに彼氏さんの姿はありませんでした。

 もちろん、彼はまた精肉コーナーに。

 よく一緒にご飯を食べますが、決して貧乏させているつもりはないんです。
 けれど彼のこんな姿を見ると悩まずにはいられません。







 なぜ彼は光に集まってしまう虫のように
「肉」と「半額」に引き寄せられるのでしょうか。






賢いということ。


 今日の夜、ヘキサゴンを見ながらの彼氏との会話です。

 (TV)「狭い土地のことを『猫の・・・』何というでしょう?」


 「これってさぁ、“シャクシ”やんな?」


 「それって、もしや「猫もシャクシも」の杓子?正解は「猫の額」だけど?
 自信満々に言うってことは「猫も杓子も」って言葉も「猫の額」って言葉も知らないってこと?
 情けないなぁ、日本語知らなすぎるよ。」



 「・・・」





 (TV)「“キダム”や“サルティンバンコ”で有名な集団は『シルク・ドゥ・・・』何と言うでしょう?」


 「これ知らんなぁ・・・ってか“キダム”とか“サルティンバンコ”ってどういう意味なん?集団名じゃないん?」


 「分かんないけど、演目名なんじゃない?『美女と野獣』とか『オペラ座の怪人』とか。』


 「えー、よう『キダムが来ます!』とか言うやん?『オペラ座の怪人が来ます!!』とか言うか?」


 「じゃあ、宝塚の月組とかそんな感じ?」


 「そっちの方が正しいやろ。」


 正解は演目名でした。

 



 (TV)「12個でダース、では12ダース集まると何と言う単位になるでしょう?」


 「お前知ってるか?俺は知ってんで!!」


 「・・・知らないなぁ。ボックス?」


 「バカやなぁ、ケースやで!!」


 「そうなんだぁ。そういわれてみればケースって正しいかもね。凄いねぇ。」


 「お前、俺のことアホと思ってたやろ?」


 「う〜ん、そう思ってたけど・・・」


 (TV)「正解は“グロス”です!!」







 自信満々の様子で「ケース!!」と言い切った彼を少しだけ見直したのに・・・
 やっぱり彼は常識知らずでした。




 
「やっぱりあんたアホだよ。」






クリスマス。


 クリスマスの相談をしたくて彼氏に電話をかけました。

 「一昨年のクリスマスって何してたか覚えてるー?」


 「一昨年ぃ?映画やったっけ??」


 「・・・・誰と??」


 「いやっ・・・ずっと家におったっけ??」


 ・・・誰と??


 「・・・・・・・・・・・何やったっけ??


 「じゃあさ、去年は何してたか覚えてる?」


 「あ!!去年が映画やったな!!」


 「クリスマスに映画を見た記憶がないんですけど。」


 「あ!!じゃあ去年こそ家におったな!!」


 去年は海遊館(大阪にある水族館)に行ったんです。
  ちなみに一昨年は全くのノープランで京都駅にクリスマスツリーを見に行って天下一品でラーメンを食べて帰りました。」








 一昨年と同じノープランという過ちを犯さないように今年も予定を立てましょうと電話をしたつもりだったのに・・・。
 どうやら予定を立てようと立てまいと彼氏には何も残らないようです。











 
あ、涙が・・・・






病気。


 「左耳が聞こえんねん・・・。」

 という深刻な悩みを彼氏から打ち明けられたのは2週間ほど前のことです。
 最初のうちは大げさな彼氏の言うことを気にも止めず、
 どうせ風邪でも引いて耳が詰まったのだろうなんて思っていました。

 ところが私の予想に反し、彼氏の様子は日々深刻になり、
 ついに耳鳴りまで聞こえるようになったと言うのです。
 とうとう観念した彼氏は病院へ行くことに。


 「どうだったの?」


 「・・・あのなぁ、一生治らんかも知れんって言われた。」






 ガ━━(=‾□‾=)━━ン!!


 そんなにひどかったなんて!!
 「どうせ大げさに言っている」
  と邪険に扱わずにもっと真剣に相談に乗っていたらよかった。
 猛烈に後悔している私に彼氏は、


 「俺、ストレス性の難聴らしいねん。鼓膜も何も悪いところはないって。」


 「そうなんだ。じゃあ何に気を付ければいいの?」


 「電車に乗るのとカラオケに行くのを控えろって言われた。あとストレスを溜めるなって言われたで。」


 「あ、一応鼓膜に負担かけそうなこともダメなんだね。」


 「そうやな。それでお前にお願いがあんねん。」


 「ん?何かできることあるの?」


 「俺な、考えてん。」


 「・・・??何を??」


 俺が何でストレス溜まるかっていうとお前のわがままに付き合ってるからなんよね?


 「・・・」


 「だからな、もう少し俺に優しくしてや♪


 「・・・」


 私にも言い分はありつつも、
 もしかして本当に私が原因だったら・・・と心配になり何も言えませんでした。

 その後、一人になって考えました。
 あんまり彼氏さんに優しくなかったなぁ、と。
 これからは、せめて耳がちゃんと聞こえるようになるまでは優しくしてあげよう、そう思っていました。




 そして昨日、

 「なんだか、耳が聞こえるようになってきてん♪」


 「ホントに?!でも急だね。何がきっかけだったんだろうね??」


 どうやら俺のストレスは卒論だったようやな。書き上げてほっとしたら聞こえるようになってん♪」


 「そっかそっかぁ、良かったね!!良かった・・・・ん??






 あれ??確かこの前「原因はお前だ!」みたいなこと言ってなかったっけ??
 私、あんたの言葉にすっごい悩んで、猛烈に反省してたよね??
 









 ・・・・なんだかムカついてきたぞぅ☆




 反省撤回、3割増で君に厳しく接することに決定です!!