ジェンダーフリーと男女混合名簿


     

2004.12.7  

以下は掲示板より


『性同一性障害の人にとっては、男のグループ(または女のグループ)に区分されるのが、精神的ストレスになる。だから男と女のグループ分けはすべきではない。』

そういう議論が教育現場でも一部の人々の間でおこりかけている。生徒名簿にしろ、教室内の席の並び方にしろ、男と女を分けるのはよろしくないというわけである。

しかし性同一性障害はその名の通り「障害」なのではないか。障害者向けの教育を一般の学校教育の現場に一律に持ち込むのはいかがなものか。

性に対して多感な時期に男と女が混在していれば、逆にそこに精神的苦痛を感じる生徒もいるわけである。むしろ人間はある時期に達すれば、男集団を作り、または女集団をつくって遊び、勉学し、スポーツにいそしむのが自然なのではなかろうか。

男とは何なのか、女とは何なのか。そのことに対するはっきりした医学的定義は今のところない。しかしそのことをよいことに、いたずらにジェンダーフリー論を信望する人たちが学校教育の現場にも現れ始めている。

国は昨年、行きすぎたジェンダーフリー論を戒める見解を出したし、ジェンダーフリーという言葉自体を使用すべきではないとの見解も出した。しかし、国がコメントを出したぐらいでは学校現場でのジェンダーフリーの横行は歯止めがかかりそうもない。

今学校に入り込もうとしているのは、言葉こそ使われないが、実体はジェンダーフリー思想なのである。




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