2003/6.10(晴れ)
リコーGR21

銀塩からの撤退を決めたリコーのコンパクトカメラを話題にしたい。
これは常連さんから電子メールで話題をリクエストしていただいた。
大変感謝しております。Mさん、ありがとう!←HNをそのままのせずに、頭文字だけ・・・。

さて高級コンパクトの話題には書かせないGRシリーズ。特にGR1VやGR21は有名だ。
さきに異色コンパクトして話題になったGR21について書きたいと思う。

コンパクトカメラとしては他に類をみない21mmレンズという超広角単焦点レンズを搭載したモデルだ。これが発表された時はショックであった。
http://www.ricoh.co.jp/camera/gr21/index.html
値段もだが何より超広角っていうのがいい。開放値はF3.5と大口径の2.8というわけにはいかないが、まずまず。なにより超広角に明るいレンズは必用性があまりないと僕は思っているので、明るさはこだわらない。

撮影最短距離は30cm。広角系(28とか35mmネ)のコンパクトカメラの多くが40〜50cmなので、さらに寄って撮影が出来るのは有り難い。←っていうか、寄れないと困る。(笑)

絞り優先モードや露出補正など必用な機能はもちろん付いている。
マグネシウムダイキャスト製のボディなど耐久性や高級感もある。

さて、このカメラの目的はなんだろうか?
一般的な撮影ではあまり便利な画角だとは言い難い。
むしろ、目的がハッキリしているようにも思うのだ。

例えば・・・。
一眼レフのサブとしてはどうだろうか?
一眼レフに望遠ズームや標準ズームをつけ、ポケットにGR21をしのばせる。
広角ズームレンズを予備に持っていくよりははるかに便利だ。
しかもスナップする枚数が少ないようなら、レンズ交換の手間は省けるし、シャッターチャンスを逃すことがないだろう。

20mm単焦点レンズって高いじゃないですか!
じゃぁ、いっそボディ付のGR21の方がいいことないっすか?(笑)

GR1VはGR1の進化したモデルだ。
http://www.ricoh.co.jp/camera/gr1v/index.html
オートブラケットやマニュアルフォーカスの追加によって、より使い易くなっている。
28mmモデルとしては完成されたモデルと言っていいだろう。
オートプログラムのGR10もなかなかいいと思う。
http://www.ricoh.co.jp/camera/gr10/index.html
GR1Vの廉価モデルだが、同じF2.8レンズを堪能出来る。

なんとなく、高級コンパクトカメラってレンズがいいのでリバーサルフィルムを試したくなったりして、ワクワクしてしまう。(笑)
でも、一眼レフよりも写りが綺麗な時って嬉しい反面、ツライっすね。。。(笑)

最近はヘキサーロジウムに落ち着いたので、コンパクトカメラ熱もさめてきたが、TC-1を買うころはGR1Vは考えましたね。かなり。。。
結局見た目で決めてしまいましたが・・・。(笑)

普段のカメラとしては28mmがいいだろうけど、カメラに存在意義を求めるならGR21は面白いかもなぁ・・・。

筆者:ネオ

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