2003/5.6(晴れ)
標準レンズは何がいいのか?(その9)

このネタは今回で9回目になる。なかなか結論の出ないネタである。
それも当たり前かも知れない。どんどん新しいレンズが出てくるからだ。

最近のレンズの話しがどうしても中心になるかも知れないが、最近の僕の考えを少し書いてみたいと思う。

そもそも「標準レンズ」という定義であるが、やはり使いやすさと便利さをあげたい。
その中には汎用性のある万人向けっていうのも入ってくるかも知れない。

最近注目しているレンズにニコンの「AF-S VR24-120mm」というレンズがある。まだ発売されていないレンズだ。旧ニッコールレンズに24-120mmF3.5-5.6というのがあったが、このレンズは僕自身使っていたレンズで、焦点距離が24mmからと大変使い易い。でもいくらか難点をいうならAFスピードが遅いってことと、テレ側(120mm)の時にファインダーが暗いってことだ。
でもAF-S VR24-120mmは手ブレ補正機能を搭載したモーター内蔵レンズのため、比較的スローシャッターにも強いはずだ。ピント合わせにも不満はないだろう。
手ブレ補正機能のついたレンズは第一弾のVR80-400mmF4.5-5.6と第二弾のAF-S VR70-200mmF2.8と使ってきているが、その性能ははやりあった方が絶対いいに決まっている。←きっぱり。
焦点距離を手ブレの限界値とすると、120mmの場合120分の1。つまり三段分の効果がでるなら15分の1までOKだと言うことになる。これ以上のスローシャッターは被写体の動きによるブレが心配になってくるので、必要性は低いだろう。
スナップで15分の1まで使えるなら、ほとんどのケースで使えることになるだろう。

つづいて、気になるレンズがタムロン「AF28-300mm Ultra Zoom XR」である。
420gというひじょーに軽いレンズだがそのズーム域はスゴイ。
いままでも同じズーム域のレンズはあったが、今回のレンズはとても使い易くなっている。
ズーム全域で49cmまで寄れるうえ、最大撮影倍数が1:2.9とほとんどマクロレンズである。
これは普段スナップするにはとても使い易いのだ。

余談かも知れないがタムロンは「SPAF180mm F/3.5MACRO1:1」の発売を5月15日に設定した。価格は98000円。標準レンズとは言えないが、僕の大注目のレンズでもある。

ネオ

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