2003/1.27(くもりのち雨)
商品撮影

F100に入りっぱなしのフィルムがとても気になるネオです。こんにちは。
最近はほとんど写真を撮ることなく、パソコン(ウィンドウズ)に手をやいています。
普段マッキントッシュしか使わない僕にとって、ウィンドウズは未知の世界で、世間の方々がフツーに使っておられるのが不思議でたまりません。(笑)

さて、今日は商品撮影について。
商品撮影というからにはほとんど仕事の事になる。
モノが小さい場合、出来る限り会社で撮影をするようにしている。
この場合一番気になるのが、ライティング。
室内の蛍光灯などでは光量が不十分なのと、タングステン光のため色が変わってしまう。
それで、デイライトのカラー用(500w)を光源として用いる。
大きな裸電球だと思ってくれればいいだろう。
この電球、太陽光線とほぼ同じ為、色カブリがない。
これを商品にライティングするんだが、影や陰のことを考えると1灯では足らない。
最低2灯。できれば3灯欲しいところだ。
セッティングの仕方は両サイドに1灯ずつ。それにトップに1灯。
直接光を避けるためにトレッシングペーパーなどで、光をやわらげたい。
あとは光を回り込ませるためのレフ板。これで撮影を行っている。
最近は銀塩カメラで撮影するより、デジタルカメラで撮影する機会が多くなった。
そのため、撮影したデーターをスグにパソコンに取り込みその場で確認が出来る。
一度セットした商品をそのままにしておけるので、撮り直しがとても簡単でラクである。(笑)
まぁ、実際にはスペースの問題や機材の問題もあるので、十分納得した撮影が出来るわけではないが、それなりに撮れてしまうのは不思議である。(笑)
タイムスリップグリコの鉄人28号の「胸像」、カラーバージョンを撮影してみた。これは仕事ではないので、そのつもりで。
部屋の中での蛍光灯をそのまま使用し、ストロボは使用していない。そのため上からの光の陰がキツク出てしまう結果となった。ハイライト部分は飛びすぎ、シャドー部はほとんど潰れている。(汗)
デイライトのカラー用ライトの1灯を商品の上のレフ板に向けてバウンス。もう1灯は右からあて、トレッシングペーパーを間に設置。左サイドは補助光を設置。合計3灯を使用。
使用したカメラはキヤノンのG1。完全なマニュアルでの設定をしている。背景紙と台座は変えているが、鉄人28号の写り方を比較して欲しい。

ネオ

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