2002/1.21(晴れのち雨)
オリンパスの決断!!

今日、メールを頂いた。ご常連のTさんからのメールだ。この方、遠くアメリカからボクのページを読んでくださってる。ボクがAF-S購入を決めたことのお祝いとF4を手放すことになった事への感想が簡単に書いてあった(そーいや、TさんはF4Sオーナだった。)。←F4オーナに読まれるのはちょっとツライっす!(笑)
それと一緒にオリンパスのOMシリーズの生産打ち切りの件をボクのトピに載せないか?というリクエストだった。

さて、リクエストに応えるカタチになるが、オリンパスっていうメーカ、非常に面白い一眼レフを世に出している。MFシステムのOMシリーズ(「OM-3Ti」および「OM-4Ti BLACK)とAFシリーズ(L-30)である。AFについては他のメーカにないレンズ一体型ボディ。レンズ交換の手間が要らないのだ。←って、いいの?(笑)
それとOMシリーズは何といてもマニュアルフォーカス。銘玉、ズイコーレンズが使用できる。今でこそ現役ラインナップは減ってきたが、ボクの写真クラブの仲間が180mmf2.0というすっごいレンズを所有している。そのレンズの値段もスゴイが写りもスゴイ。まさしくOMってスゴイとうならせたものだ。しかし最近はトンと新製品のアナウンスは流れてこない。ニコンのF3の生産打ち切りやペンタックスのLXの生産打ち切り、ミノルタのX-700の生産打ち切りニュースを聞いて、オリンパスはどうなんだろう?って思ってたが、遂に、生産打ち切りのアナウンスが流れたのだ

どこのメーカもMFシステムを見放すカタチとなった。しかしミノルタとニコン、ペンタックスはまだ現行機種としてフラッグシップとは言い難い機種を細々と作り続けているが、これからさきどれくらいで完全撤退するかは分からない。早い時期のように思う。
しかし、AF最盛期の現在、MFを需要側の消費者が求める数が少ないので、メーカとしては仕方がない判断だろう。どのメーカもAFシリーズにシフトしていっても仕方がないと思う。しかし今回のオリンパスの決断にはオリンパスユーザにとっては複雑な心境だとお察しする。これからさき、サポートはともかく、新製品が出てこないのはツライだろう。しかもボディもレンズも高いので、これからさきOMシステムを揃えるツモリの人にとっては一大事である。

ただ、ボクはニコンとペンタックスユーザについては救われていると思うのだ。何てったってMFとAFのマウントが共通であるということ。それによってMFレンズはAFカメラに装着して使用することは出来る。フル機能は使えなくても何とかなるのだ。

今回のオリンパスの決断は様々な反響をよんでいるが、生産を打ちきってもサポートでユーザをフォローしていってもらいたいモノだ。10年と言わずに・・・。

ネオ

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