2001/6.25(曇りのち晴れ)
50mmf1.4でポートレート

週末に最近購入の単焦点標準レンズを試してみた。F100に50mmを1本だけつけて持ちだした。フィルムは1本、36枚撮りISO-100。外で、ファインダーを覗いて色々なものを見ると、ほとんど限界ギリギリの8000分の1まで、いってしまうこともある。

実はこの僕、週末はボランティアをしているのだ。ま、ボランティアといっても色々あるが、博物館で上映する番組の制作である。なぜ、ボランティアかというと、ようは、お金をかけない番組づくりのために博物館(県)が、市民から募集した集まりである。その1期(?)生である。。。ボランティアはここではどうでもいい。この博物館に週末、通っているのだが、ここは非常に山の上にあるのだ。まさしく高原。4月の活動の時にも、まだ雪が所々に残っているくらい、自然豊かな場所なのだ。ここが好きで、ボランティアに参加しているのだ。今までも、よくカメラを持って来てはいろいろ撮ってみた。50mmのデビューはここで、と決めていたのだ。

花や樹、自然を自由にとってみる。ほとんど絞り込んで撮影をする。f5.6〜f16くらいで、レンズの性能を見てみたかったのだ。レンズは開放の時が一番描写力が良いわけでない。レンズにもよるがほとんどのレンズがf5.6〜以上絞り込んで使うのが一番描写力がいい。続いて、ボランティアの女の子(もちろん、若くてきれいである)にたのんで、ポートレート撮影。ここではf1.4〜f2.8の浅い被写界深度での撮影。MFでなくAFでの撮影。いつもより短めの距離がすこし、照れくさい。明るいファインダーのおかげでAFが良くあっていたように思う。

さっき、出来上がったプリントをカメラやさんに撮りにいった。第一印象は風景は良く撮れていた。非常にシャープな印象が強いかも知れないが、ボケもきれいに表現されていた。色のノリもけっこう気に入ってしまった。今までのズームでの仕上がりと比べても雲泥の差である。・・・分かり切ってた事なのだが。一方ポートレートも良く撮れていた。被写界深度の浅さがすこしピンのはずれたカットも作ってしまったようだが、背景のボケは望遠レンズにひけをとらない。背景だけ見ていると望遠レンズの作品である。これにはうれしくなる。50mmでも、充分ポートレートが撮影できることが分かったのは大収穫である。ただ、深度の浅さをどう克服するかである。それに描写力もあまりいいとはいえない。しかしf2くらいまで絞り込めば上出来であろう。

お散歩カメラにうれしい誤算。買って良かったぞ!50mm!!

ネオ

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