テーマ | カツ丼 |
概要 | カツどん
【—丼】:豚(とん)カツと玉葱(たまねぎ)などの野菜を甘辛く煮、卵でとじて丼飯の上にのせた食べ物。[大辞林第二版]
カツ丼の歴史:カツ丼は大正10(1921)年2月、早稲田高等学院の学生・中西敬二郎さんが考案した、というのが定説である。この丼メシはよほど日本人のくちにあっていたのであろう。二ヶ月後には、東京銀座や日本橋の食堂が早くも品書に取り入れ、夏には玉子とじカツ丼の姿となって大阪道頓堀に現われたという。 もっとも異説があって、大正六年に、『(早稲田)正門前の鶴巻町を少し行った右側』の『余りパッとしない食堂』でソースカツ丼を食べたという早稲田高等予科(当時)学生の証言もあり、また、『どんぶり探偵団』は、その食堂の主人・高畠増太郎さんの存在をつきとめている。ドイツでの料理修行を終えた高畠さんは、大正二(1913)年に東京で開かれた料理発表会で創案のソースカツ丼を披露し、早稲田鶴巻町の自店で売り出したのだ。カツ丼の先駆者は高畠さんなのである。と記しても、同時代に先駆者であった中西さんの栄誉を傷つけることにはなるまい。[文春文庫『ベスト オブ 丼』(1990年刊)より] |
図書資料 | ベストオブ丼 IN POCKET
カツ丼参考図書 |
雑誌文献 | マルシェはカツ丼新業態、「げんちゃん」を展開へ。2001/11/15日経流通新聞MJ |
リンク集 | カツ丼倶楽部 カツ丼に関する総合サイト
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