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定例会って何?


定例会はどのように決められるのか、会員の思い入れは?

世話人会は、総会が近づく3月、一年を総括し、次年度の計画を練る作業に取りかかります。月に一度開く定例会に関しては、年間のテーマと担当者を決めていきます。

公開制であること、会の方針に見合うもの、現在の活動に必要と思われるもの等々、テーマ選びの基準は多々ありますが、まずは進行役になる世話人たちがやりたいことでなくてはなりません。一見乱暴な決め方ですが、気持ちが第一。知りたい、見てみたい、やってみたいと興味のあることを出し合います。テーマがほぼ出そろうと、担当者決めです。だいたい2人組みで担当になるので、現在10人いる世話人が必ずいずれかのテーマに係ることになっています。

そうは言っても、みな仕事やプライベートで多忙な時間の合間を縫ってBSL活動に加わっている人ばかり。自分のスケジュールと相談しながら可能な日程を申告します。それらを月表に振り分けて、年間の定例会予定表ができあがっていきます。

BSLの定例会は、非常に広範囲です。それは、活動を続けるなかで、メンバーそれぞれががBSLでやっていきたいことを持っている証しだと思います。高齢となった親、BSLの活動で知る高齢者、仕事を通して知る高齢者、そして自分自身の将来がイメージにあるので、内容も自然と具体的になります。

「高齢者向けの住宅を知りたい」 「物があふれている部屋をすっきりさせたい」 「水漏れを直してと言われたけれど、やり方を身につけたい」 というようなひと言から生まれたテーマを、見学会にするのか、全員参加のワークショップにするのか、肉付けをするのが各担当者です。基本的に約2時間という短い時間で行うので、1回で終わらないことが度々あります。例えば、11月に予定している「シニアふれあいサロンづくり」は昨年からの連続したテーマで、今回はより具体的な設計段階に入ります。

高齢者の暮らしは十人十色。これが正解ということはありません。多くの意見を聞き合うことが学習につながっています。ご興味のあるテーマを見つけたら、ぜひお気軽にご参加ください。


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