四間飛車の散歩道 No.9

不思議な作戦変更

基本図は先手四間飛車対後手居飛車急戦の構えで▲4六歩と突いた局面である。
ここから後手居飛車は△6四歩と突いてくる。
当然早仕掛けと思い、▲4七金と上がったが、、

なんと棒銀へ。結果図となり互角。
作戦変更にはかなり面食らったが結局は定跡通り。
居飛車に何か手違いがあったのかどうかはわからないが早仕掛けより棒銀が得ということなのだろうか?
たしかに▲4七金と上がらせることで振り飛車の選択肢を狭められているのだが。
▲4七金型の変化は「振り飛車新世紀2久保流四間飛車上」に詳しい。
それに拠れば▲6八金よりは劣るが有力な変化という見解のようだ。
△6四歩の功罪やいかに。


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