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同じ戦法の同じ形を指し続けるのは上達に必要なことだが、 すぐ飽きてしまう人のためにちょっと変わった指し方も示しておく。 変なものはたくさんあるがその中でも有力なものを２つ採り上げよう。
まずは宗歩四間である。 実際に使ってみると解るのだがかなりの破壊力を秘めた戦法である。 玉が薄いのが玉に瑕か。 居飛車穴熊に対する指し方が難しいが 角交換を迫って銀で押していけばかなり面白いと思う。
次は立石流である。 この戦型は実際に小林健二９段が連採し、棋戦優勝をしたという折り紙付きの戦法である。 序盤から非常に手広く、何をやっても良いという感がある。 基本的に低く軽い形で待ち、相手に攻めさせて反撃を狙う戦法と思う。 相手が守りに走ったらこちらも組み勝ちを狙うこともできる。 優秀な戦法である。 | ||