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-四間飛車定跡書総合ガイド

東大将棋四間飛車道場第2巻右4六銀
著者:所司和晴
出版:浅川書房
発行:01/12
価格: \ 1260
対象棋力:初段前後-有段者
評価:
期待の所司先生の本、第二巻。
振り飛車のちょっとした駒組みを捉えて右銀で速攻を掛ける順の解説です。 右銀は得てして玉の薄さが最たる弱点ですが、 居飛車が箱入り娘という囲いで手待ちをすることでそれを補いながら有利にする手順を解説しています。

「東大将棋ブックス」は、コンピュータ将棋ソフトの最高峰「東大将棋シリーズ」に収められた定跡講座を元に加筆、修正を加え、再編集したものです。本シリーズは定跡解説の第一人者、所司和晴六段が最新研究を惜しみなく披露しており、ウソ偽りのない新しいタイプの定跡書となりました。豊富な図面を利用していますので、盤に並べなくても変化が頭に入ります。また、パソコンやプレイステーション2をお使いの方はソフトと併用することにより、さらに定跡への理解が深まることでしょう。 東大将棋ブックス四間飛車道場の第二巻は、古くからプロアマ問わず最も人気ある戦法の四間飛車をとりあげています。藤井システムの登場により、勢いを取り戻した四間飛車。左美濃、居飛車穴熊の旗色が悪くなったいま、居飛車側の対策として急戦が見直されています。本書は著者が渾身の研究を尽くした箱入り娘を中心に、右4六銀戦法の最新定跡を徹底解説した本書は急戦党、四間飛車党ともに必読の一冊です。

第1章 右4六銀の駒組み
第2章 箱入り娘右4六銀
第3章 舟囲い右4六銀
第4章 4一金型四間飛車
第5章 左美濃右4六銀