茶道というのは、お茶だけでなく、花や書などの多様な文化が融合し
一体化したものです。ですから、真に茶道を理解する為には、幅広い
知識と共用が必要となりますが、大学の4年間でそれらをすべて習得す
るのは、まず不可能です。生徒たちはそこまで要求していません。
ただ、これからの国際化社会の時代、生徒たちの中には外国で生活
をする人もいるでしょう。
そんな時、大切なのは自国の文化に対する正確な理解と誇りです。
私は彼らが、茶道を通じて自国の文化のよさを再認識してくれたら、
そう願っています。
稗田先生
北條先生