2002年10月26日 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 恐怖のオバン 1ヶ月に3回くらいはこの日記を書こうと思っていたのですが、もう危うくなってきました。 結構書こうと思うことはたくさんあるんですが、子供(とかいてガキ)がうるさくて、落ち着いて文章を書く気にならないんですよね。 私は元々、家計簿さえ付けようとは思っても、書いたことがない(^_^;) ・・ということで、乱筆(これはない!)乱文、お許しください。 先日、近所の神社でもち投げがありました。 「もち投げ」って知ってますか? といっても、わたしもよう説明できんかった(^_^;) 簡単にいうと、神社の行事で、広場の周りにヤグラがぐるっと囲むように作ってあって、厄年の人が、その上から紅白の丸餅をどんどんぶん投げるんですよ。 一種のお払いの行事なんでしょうね。 近くの娘のお友達のおじいさんが、お餅を投げるということで誘われて行って来ましたが・・・ びっくりしました。 すごいです。 怖ろしいです。 人間って餅ごときに、あれだけ必死になるもんなんですねえ。 私は話には聞いていたんですけど、実際参加したのは初めてで、たぶん嫁入りの菓子撒きぐらいかな?と思っていたんですよ。 あっ「菓子撒き」ってご存じですか? 結婚や、新築の棟上げの時に家の屋根からお菓子や小銭や紅白のお餅をぶん投げるんですよ。 ひょっとしたらこの地方だけかな? で、いよいよもち投げ会場にはいるんですが、始まる前から、どうも危険な雰囲気はぷんぷん漂っていました。 もう、ウナギ屋の前の蒲焼きの匂い以上に漂ってましたよ。 みなさん、いろんな戦闘道具を持っています。 私はスーパーのビニール袋を持っていったんですが、みなさんは今はなかなか見なくなった買い物篭や、布製の袋を持っています。 中でもすごいのはリックサックを背中じゃなくておなかの方に付けています。それもよく見ると上の入れ口のところが針金みたいなもので入れやすいように補強してあります。 あれは「恐怖の餅拾い用ポイ入れ装置」とでもいうのでしょうか? 境内では 『危険ですから、お子さんは広場の外にでてください!! 絶対にしゃがみ込まないようにしてください!!!』 なんて、どう聞いてもおばさん風の声がすごい勢いでアナウンスしています。 もう周りの人の目は炎でメラメラしています。 両手も以上に突っ張って場所取りが始まっています。 サッカーのフリーキックをやるときに、ゴール前で選手同士が場所取りしますよね。 もう、そっくりな光景でしたよ。 そういうことを何千人(たぶん)がやっています。 わたしは、年少を含む3人の子供を連れているので、ヤグラの外側に避難です。 いよいよ合図とともにもち投げが始まると、それはそれは、おじさんおばさん、おじいちゃんおばあちゃん、小学生中学生まで、とんでもなく怖ろしい形相です。 もともと、始まる前から怖ろしい顔なんですが、外から見ているとホント怖ろしいですよ。 びっくりするのが、いつもヨボヨボのオバアまで!、「あんなに元気だったの!」と・・・ それと、近所のピアノを教えている先生なんですが、いつもは〔上流の奥さん〕風で、きれいな化粧で身だしなみもセンスがいい人が、強欲オバタリアン!になっていました。(^^ゞ ヤグラの外でも結構お餅が転がってきて拾えるんですが、それを拾いにいった小学2年生の娘が、走り寄ってきたおばさんにお餅をむしり取られていました。(^_^;) おまけに、そのオバアにひっかき傷まで付けられて、半泣き状態です。 私もお祭り大好き人間なのですが・・・・それだけ、人間は強欲だってことですよね。 ホントびっくりです。 私はあんなおばさんにはなりたくない! きっと、こんな乱れた日本にしたのは、根本的にはああいうオジイとオバアの仕業だ! と声を大にして私は言いたい。ドンッ(机をたたく音)
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