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     私のひと夏のだる〜い経験

 もう3年前になりますが、ひどい経験をしてしまいました。

 わたしは、昔から結構ビタミン剤とか栄養剤とかをよく用いておりまして、ちょっと仕事が忙しくなって疲れ気味だったり、周りで風邪がはやりだしたりすると、ビタミン剤はもちろん、机の中、もしくは会社の冷蔵庫の奥深くに忍ばせておいた
 赤まむし入りドリンク なんかを、おもむろに、且つ 周りのみなさんが横目で確認しそうなタイミングを慎重に選んで取り出し、力強く飲んで、「よっしゃ〜っ」なんて言っておりました。
 まあこれは全面的に「私はやる気だかんねー」と仕事に熱心に取り組んでおる姿勢を示す物でもあったわけです。  周りのおじさんたちは、たいそう怖かったでしょう。

 そうこうしている内に(別に何もしてないんですけど)世間一般の庶民の間で、
サプリメントなんて言葉が出てきまして、

 「おお、これは
私のためにあるような物だ。
         とうとう
私の時代が来た!」

なんて大いに喜び、薄給から大枚はたいて、各種メーカーの物を取りそろえ、密かに私の人生の成功に向かって、消費していったのでした。

 ところが、

 どういう訳か、次第にからだがだるくなって、仕事もやる気になんない。飲んで、騒ぐ気にもならない状態に陥っていきました。 まあしばらくは季節柄 「夏ばてかなー。私も結構年だしなあ」 と、じゅるじゅる平坦な日々を送っていたのですが、そのうち体はむくむ。私の無敵を誇っていた強靱な胃の調子まで悪くなる。状態になってしまったのです。 周りもさすがに、「失恋したんですか−」なんて言ってくるんですが、それに刃向かう気力もなくなってしまいました。 

 そこでとうとう医者に行って相談したんです。 血液検査なんかしてもらってから、

お医者さん:「最近何か変わった事してないですか? たとえば栄養剤の服用とか・・・」
私:「(むむむっ)いろいろ、たしなんでおりますが・・・。」
お医者さん:「そうですか。ちょっとTPOがなんたらかんたらで、
(この辺はさっぱしわからず)しばらく、そのサプリメントはやめてみた方がいいですよ。市販の栄養剤は大部分が、効果があっても気休め程度ですから。」
わたし:「きっっ
きやすめ!

 と、簡単に言うとこうなったのでした。それで、そのサプリメントをやめてみると、すっかり体調も戻って行くではありませんか! ホント悲しい事実でした。

 それで、わたし、フーセン頭で真剣に調べてみました。
 その結果、現在私はサプリメントを毎日とっています。 しかも、体調も頭も化粧ののりも
すばらしくばっちり。なんです。
 しかし、これは 
いいサプリメントだから なんですよ。
 
変なサプリメントは、ほんと怖いですよ。

 
P.S. 今考えると私が当時服用していた物はサプリメントではなく、日本の栄養補助食品なんですねえ。 サプリメントなんて言うのはあまりよろしくないですね。

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