中毒、異物誤飲
(1)誤飲がおきるのは
「ヨチヨチ歩きの何でも興味を示して口にもっていきたがる乳幼児」が「朝夕の母親が火事に多忙で子供から目が離れやすい時間帯」に「不注意に床の上や高さの低いテーブル上などに放置された日用品」を口にして誤飲が発生する。
(2)予防は
- 子供の口に入る大きさの物は絶対に手の届かない高さの場所に置く。
- 一般的なトイレットペーパーの芯の中に入る大きさの物はすべて危険。
- 基本的に床に物を置かない。
- あめやピーナッツは低年齢の子供には与えない。やや年長のこどもでも歩きながらや遊びながら食べるのはやめる。
(3)絶対に手が届くところに置いてはいけないものは
- 漂白剤、カビ取り剤、トイレ用洗剤、灯油、シンナー、毛染め液、マニキュアおよび除光液、パーマ液、たばこ、ボタン電池など
(4)誤飲しても少量なら心配いらないものは
- 石けん、シャンプー、中性洗剤、口紅、化粧用クリーム、ベビーオイル、ベビーパウダー、クレヨン、絵具、体温計の水銀など
(5)病院にかかるときに注意すべきことは
- まず、電話しましょう。
その場での対処を教えてもらえます。また、病院では事前に準備ができます。
- いつ、何を、どれぐらいの量を飲み、あなたが何をしたか(吐かせた、水を飲ませたなど)をよく整理しておきましょう。
- 誤飲した現物やその説明書などを必ず持参してください。
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