食物アレルギー
(1)食物アレルギーとは
(2)症状は
- 食物を摂取した直後から30分にいないに出現する症状と、数時間から48時間後までに見られる症状があります。
皮膚症状:かゆみの強い発疹、じんま疹
呼吸器症状:鼻水、くしゃみ、咳、ゼロゼロ
腹部症状:腹痛、嘔吐、下痢
- 呼吸が苦しくなり、顔色や口唇の色が悪くなることもあります。窒息することもあります。
- 体重増加不良や発達の遅れの原因になることもあります。
(3)原因は
- 子供に多いのは卵・牛乳・大豆のアレルギーです。
- 着色料や防腐剤などが原因になることもあります。
- その他、原因になる食物は多彩です。
(4)検査は
- 症状の出現する前に食べた食品を思い出して、原因になる食品を推定することが大切です。
- 除去試験:原因と推定した食品を1〜2週間摂取しないで、症状の軽快、消失を観察する。
- 誘発試験:除去試験の後原因と推定した食品を摂取し、症状が出現するかどうか観察する。
- アレルゲンの検査には、血液検査や皮膚テストがあります。
(5)治療は
- 原因食品がはっきりした場合は、アレルゲンの除去、つまりできるだけ摂取しない事が第一です。
- 発疹や咳、ゼロゼロ、下痢などのそれぞれの症状の治療をします。
- アレルゲンが他種類で完全な除去が困難な場合は、抗アレルギー薬を内服します。
BACK