出血傾向
(1)出血傾向とは
ぶつけたりしなくても、皮膚や粘膜に出血しやすい状態をいいます。
消化管、頭蓋内、関節内にも出血することがあります。
- 鼻血がでやすい。
- 手足を中心に青あざ、赤い点状の出血斑がみられる。
- 血友病のときは関節や筋肉内に出血することが多い。(ひざがはれる。)
(2)原因
- 何らかの原因で血小板が減少する。
- 血小板の数は正常でもその機能に異常がある。
- 血液を凝固させる因子が欠乏する。
- 血管壁の異常で出血しやすい。
などの原因があります。
(3)予防は
乳児のビタミンK欠乏による頭蓋内出血は、ビタミンK2シロップを飲ませることにより予防できます。
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