咳・喘鳴

• 咳には痰のからむ咳（湿性の咳）と痰のからまない咳（乾性の咳）があります。
• 喘鳴とは呼吸に伴って聴診器なしで聞かれるヒューヒュー、ゼーゼーのことです。

• 喘鳴の原因鼻炎、咽頭炎、扁桃腺肥大、仮性クループ、急性細気管支炎、気管内異物、喘息、心不全
• 咳の原因上記以外のものとして気管支炎、肺炎、百日咳。

• 原因に対しての治療を行います（抗生物質など）
• 症状の程度により鎮咳剤や気管支拡張剤を用います。
• 呼吸困難を伴えば酸素などの呼吸管理を行います。

• 安静、保温を心がけましょう。
• 清潔な空気で加湿器を用います。
• 少量頻回ずつ十分な水分をあげましょう。
• 痰を出させましょう。

• 以下のことがあれば、再受診してください。
  1. 呼吸が苦しそうなとき。
  2. 高熱を伴いグッタリしているとき。
  3. 水分摂取が不十分で、排尿回数が減少し、口腔内や皮膚が乾燥しているとき。
  4. 特殊な状態で注意を要する時として、
     • 突然に咳や喘鳴が出現 →気管内異物
     • 犬の吠え声のような咳 →仮性クループ
     • 連続性に続く咳 →百日咳
     • 生後6ヶ月以前で喘鳴、呼吸困難→急性細気管支炎

  
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