紅豆杉とは? |
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世界でも「森の王様」といわれる紅豆杉は別名、紫杉(シサン)とも呼ばれ、第4氷河期から現在まで
厳しい大自然の中を生き抜き、世界中で残存した56種の植物中もっとも貴重な中国漢方の薬用植物です。 中国雲南省などの限られた標高4,000m付近のみに生息する高さ20mほどのきわめて生命力の強い樹木です。 ちなみに富士山は3,776メートル。 植物の限界は3,000メートルあたり。 それで紅豆杉は世界の七不思議の一つといわれる。 中国では2,200年以上も前の秦の始皇帝の時代から、歴代の王朝で、大変貴重な王室 専用の薬用植物として珍重されており、人間 本来の免疫力を調整し、自然治癒力を高める万能薬とされてきました。 現代において絶滅の危機にあるとされた紅豆杉は、1945年に中国政府の法律により伐採 禁止となり、1970代のワシントン条約(野生動植物保護のための国際条約)の対象になり 幻の仙薬となり日の目を見ることはなくなりました。 そのため、薬局はもちろんのこと、漢方を扱っている方でも紅豆杉について知らない方が 多く、まして一般の人が知らないのは無理のないこと。 中国政府はワシントン条約により保護されていたこの貴重な樹木の植林を1945年より開始し、 1996年より日本とアメリカに限り、製品の形で輸出を許可しました。(20年の独占契約) 現在、アメリカでは抗がん剤タキソールを抽出し製品化。 日本では(株)紅豆杉が漢方健康茶の形で製品化。 参考資料(紅豆杉がいかに注目されているかが理解できます) ・袁 世華(中国・長春中医学院教授)讀賣新聞日曜版『漢方漫歩』 1998/03/22 ・黒龍江日報 1997.07.19 抗癌薬“達克素”臨床応用段階に |