カジハラ シンブンキジ

 

2002.09.08 デイリー
「梶原和、完全復活へ意欲」

右のろっ骨骨折の影響で、ここまで出番に恵まれていないのが、ルーキーの梶原和だ。
ようやく戦列に復帰したのが、7月21日のウエスタン中日戦。
中継ぎで1回を投げたが、3安打、自責2の内容に終わった。
その後は患部の調子があまり良くないということもあって、一度も実戦のマウンドに上がっていない。
それでも、「だいぶ良くなってきてる。試合も残り少ないけど、練習試合でもいいから、出たい。まあ出ないとだめでしょう」と
完全復活へ意欲を見せた。

 

 

2002.02.18 スポニチ
「虎の子奮闘記 〜 あこがれの“福原化計画”」

理想とする投手像は身近にある。
ドラフト8巡目ルーキー・梶原和隆投手(22)=愛工大=は、福原に続く日を目標にハードな練習を続けている。
「疲れはたまっていますよ。大学時代はピッチングを毎日することはなかったんで…」。
希望を胸に飛び込んだプロの世界で受けたカルチャーショック。
だが、前日16日にキャンプ初の打撃投手として登板するなど調整は順調だ。
「軽く投げてもボールは速いし、そう簡単にあの域に近づくことはできないですね」。
一番の励みは「目標」と公言する福原の存在だ。
梶原にとって福原は、威力のある直球で勝負できる投手の代名詞。あこがれでもある。
「とにかくしっかり食べるようにしています」。
比較的スリムだったが、体重はこの1カ月で5キロ増え、たくましくなった。
梶原の中で“福原化計画”は着々と進行している。

 

 

2002.01.27 ニッカン
「梶原、初投げ33球」

ドラフト8巡目・梶原和隆投手(22=愛工大)が、合同自主トレ中の鳴尾浜でプロ初投げを行った。
同期生・安藤に遅れること2日、緊張の面持ちでブルペン入りした梶原和は、捕手を立たせたまま真っすぐのみ33球を投じた。
「寒くて全然、投げられなかったです」と不満げな表情こそ浮かべたが
「もう1回くらいは」と目前に迫るキャンプまでに再度、ブルペン入りして調整する。

 

 

2002.01.14 デイリー
「新人たちがフードバトル!」

まさに星野効果—。結婚間近の安藤を除く虎風荘に入寮した若トラ7人が、猛烈な食欲を発揮し始めた。
この日から始まった新人合同自主トレに参加したドラフト8巡目の梶原が、衝撃の?告白。
「寮の食事はすごいんです。僕なんて10日に入寮し、11日には3キロ増えて79キロ。
そんな数字、生まれて初めてですよ」と興奮気味にまくし立てた。
・・・(中略)・・・
異例の監督不在の入団会見から1カ月。まだ見ぬ闘将の声は、若トラたちにしっかりと届いていた。

 

 

2002.01.06 デイリー
「御殿立てるゾ!梶原のデカい初夢」

8巡目指名・梶原和隆投手が、佐賀県伊万里市内の国見台球場で自主トレを本格的に開始。
練習後はプロで活躍する目標として、両親に“梶原御殿”をプレゼントする初夢を語った。
「プロで活躍するようになったら、両親に恩返しの意味も込めて家を建ててあげたい。今の家が築20年以上の古い家なんで、新築にしたい」。
今後の目標の一つとして、両親へのビッグな贈り物を口にした。
大学時代、帰省するため愛工大から名古屋空港へ向かう途中に“イチロー御殿”があり
「あれを見ると自分も活躍して家を建てたいと思った」と、学生時代から心に誓っていた。

 

2002.01.06 ニッカン
「新人梶原「1日5食」でローテ狙い 〜 シーズンに向けてまずは体作り」

<自主トレ開始>
阪神のドラフト8巡目・梶原和隆投手(22=愛工大)が1日5食で先発ローテーション入りを狙う。
梶原は5日、故郷の佐賀県伊万里市で自主トレを開始。
プロ生活に向け、食べても太れない体質が悩みだが1日5回食事を摂る作戦でここまで1・5キロ増に成功。
しっかりした土台を作り、力で押す投球を誓った。

 

2002.01.06 サンスポ
「夢は大豪邸建設…梶原が大張り切りの自主トレ開始」

梶原御殿を作って、親孝行だ。
阪神のドラフト8巡目ルーキー・梶原和隆投手(22)が5日、佐賀県伊万里市の国見台球場で自主トレを開始。
先発ローテーションに入る活躍をすることで将来、伊万里市内にある実家を
愛知県西春日井郡にあるマリナーズのイチローの自宅に負けない大豪邸に作り変える目標を掲げた。
目標は梶原御殿の建設だ。
自主トレを開始した梶原が佐賀県伊万里市内の実家を大豪邸に改造することを高らかに宣言した。
活躍して、稼いで故郷に錦を飾るつもりだ。
「活躍して、両親に恩返しがしたい。今の家は木造で建ててから20年以上建っている。家が古くなったから建替えてあげたいですね。
せっかくだから、大きいのがいい。こっちは物価が安いし、都会ほど金はかからないと思います」
大豪邸建設。すでにイメージはある。理想は愛知県西春日井郡にあるマリナーズのイチロー御殿だ。
豊田市内に住んでいた大学時代(愛工大)。
正月に帰省を終え名古屋空港に降り立つたびに、車の中から空港近くにあるイチロー御殿を見て、夢を膨らませた。
いつかプロに入り稼ぐことで、故郷にある実家を改造。
父・隆雄さん(54)、母・良子さん(49)のために同じような大豪邸を作ろうと練習に明け暮れた。
プロ入りの夢は叶った。次はいよいよ御殿建設に向けた資金稼ぎだ。
年明けに行われた激励会には50人もの親戚が大集合。当初は自宅で行う予定だったが、慌てて近くの公民館を貸りた。
「地元に親戚が多い。みんなが入れるようなでっかい部屋が必要」。
将来的には堂々と自宅内でパーティーができるぐらいにしたいところだ。
今は目標とする先発ローテ入りを目指し、水泳トレを導入中。
下半身を使わず、上半身だけで約40分間泳ぎ続けることで投手に必要な肩周り、上半身の筋肉の強化を行っている。
「厳しい世界。最初からうまくいくとは思わない。でも地元の人の熱い応援を忘れず、頑張る。先発完投できる投手になりたい」
夢に向けた第一歩を歩み出した若虎が、親孝行をするために燃えている。

 

2002.01.06 スポニチ
「阪神のドラ8・梶原、1日5食で増量プラン 〜 佐賀で自主トレを開始」

阪神のドラフト8巡目ルーキー・梶原和隆投手(22)=愛工大=が5日、佐賀・伊万里市の国見台陸上競技場で自主トレを開始した。
現在、身長は1メートル82だが、体重は70キロ台とスリム。
ハードなウエイトトレと1日5食を摂取して増量中で、同時に「64」に決まった背番号を「段々減らしていきたい」と意気込む。
MAX143キロ右腕は体重を増やして背番号を減らす構えだ。
大学2年春から背番号18を背負い、通産20勝をマークした本格派。しかし、太らない体質で線の細さは隠せない。
本人も「1試合フルに投げられる体をつくりたい」とまずは体づくりに重点を置く。
食事増量とウエートトレのおかげで入団発表時の76キロから77.5キロにアップした。
また肉体改造に成功して結果を残せば、必然的に背番号も若返るはず。
「藪さんは雲の上」と遠慮しながら「理想は愛着のある18」と言い切った。
甲子園は憧れの場所。伊万里商3年夏、県大会決勝でエース梶原は2点のリードを守れず佐賀商に逆転負け。
「観戦にも行ったことない。早く投げたい」と瞳を輝かせた。
いつの日か、心身ともに大きく成長した梶原がエースナンバーを背負って夢のマウンドでカクテル光線を浴びる。

 

 

2001.12.17 サンスポ

「とにかく体づくりをしっかりとやっていきたいと思っています。関西にも違和感は感じていません」

 

 

2001.12.02 サンスポ
「梶原が契約金2800万円、年俸600万円で仮契約」

ドラフト8巡目で阪神に指名された梶原和隆投手(22)=愛工大=が
佐賀・伊万里市の自宅で両親と入団交渉を行い、契約金2800万円、年俸600万円で仮契約を終えた。
「一日でも早くあの熱狂的なファンに認められるような投球をできるようになりたい」と本人は決意も新た。
満員に膨れ上がった甲子園のマウンドでの登板を夢見て、早くも目を輝かせていた。

(注:交渉は高木、池之上両スカウトによる)

 

 

2001.11.21 デイリー
「8巡目・梶原に井川級摂食指令だ」

8巡目の梶原和隆投手(愛工大)が、指名あいさつの席でスカウト陣に叱られた?
「体が細すぎる。同い年の井川を見習って、もっと食べて」と今成チーフスカウト。
「自分では食べていると思うんですが…。特に下半身に筋肉をつけないと」と、梶原も真剣に耳を傾けていた。

 

2001.11.21 サンスポ
「大食いになれ…8巡目指名の梶原に阪神が“珍指令”」

阪神の8巡目指名の愛工大・梶原和隆投手(22)は20日、
今成チーフスカウトの指名挨拶で「井川を見習って食事を取れ」の“大食い指令”を受けた。
井川みたいにメシを食え!指名挨拶の第一声から今成チーフスカウトは“珍指令”を出した。
梶原が神妙な顔つきで聞き入る。肝に銘じた。
「とにかくメシを食えといわれました。プロで成功するためには、一杯食事をしろということです」
1メートル82、70キロ。線の細さが目につく梶原に今成チーフは期待を込めて、アドバイスを贈った。
MAX150キロの快速右腕になることが目標。そのための近道は体重アップ。体を太くすることだ。
「よく食事をする選手、時間をかけて食べる選手は大成する。やっぱり、人間、食事を取らないと、力が出ない。
体重がないと、ボールが重くならない。よく食べることで有名な井川をよく見ろと言った」
“珍指令”を出した今成チーフスカウトは『大食い大成論』を力説。
「一杯食べるように心がけます。キャンプまでに5キロ増やしたい」
目標は75キロ。朝食を抜くことなどが多かった梶原だが、これからは1日3食。しっかり食べ、プロ入りに備える。
目指せ、井川! 野球ではなく、まずは食事の仕方から同い年の若き左腕エースに近づく。

 

 

2001.11.20 佐賀新聞

阪神から8巡目に指名された伊万里商高卒の梶原和隆投手(22)=愛知工大=は
「プロにどうしても行きたかった。阪神に声をかけてもらって光栄です」。喜びを爆発させた。
昨年2月、全日本アマチュア野球連盟の派遣で阪神のキャンプに参加、プロを意識するようになった。
高校最後の夏は県大会決勝で敗退。
当時もプロから誘われたが、「神宮で投げたい」一心で愛知工大に進学し、2年から主戦。
2年の秋には、明治神宮大会に出場した。
速球で押す本格派で、「20勝7敗」が大学時代の通算成績だ。
「阪神の熱いファンに、実力で認められる投手になりたい。
まず、プロでやっていける体をつくることが目標」。
同大からは元西武の西崎幸広投手以来のプロ誕生。
高校時代に立てなかった甲子園のマウンドに夢を膨らませる。

 

2001.11.20 スポニチ

待ちわびた指名に梶原は「プロの世界で自分がどれだけ成長できるか楽しみ」と満面の笑顔を見せた。
MAX143キロの直球と多彩な変化球を武器に2000年2月の阪神・安芸キャンプにJOCのアマ強化指定選手として参加。
「熱いファンに認められるような選手になりたい」とまだ見ぬ甲子園のスタンドに思いをはせる。
愛知六大学リーグの分裂騒動など紆余曲折を経てこの日を迎えた右腕は
「どん底からはい上がる。精神力なら負けない」と意気込みを披露していた。

 

 

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