この大会は、毎年有名なゲストランナーをよぶ。私は今回で３回目の出場だが、過去には宮原美佐子さん、君原健二さん、そして今年は有森裕子選手。みんなオリンピックランナーだ。レース前日には、有森選手のジョギング教室、そして講演会が開催された。残念ながら、私は参加出来なかったが。時間が許せば、前泊して楽しみたい大会だ。

さて、コースについて。以前は、１９.７キロという半端な距離だったが、前回（だったと思う）からコースが変更になりハーフマラソンになった。最初の５キロ。いつもと同じペースで走っているはずなのに、息が切れてしまう。調子が悪いのかな、と思ったらずーとなだらかな上りだった。５キロから８キロは、平坦コースでペースを取り戻す。が、それも束の間、今度は１０キロの部のランナーと走路合流して少し渋滞。１５キロ地点で、１０キロのランナーはそのままゴール方向へ。ハーフのランナーは、うらめしそうに横目で見ながら再出発。東京荒川マラソンも同様だが、ゴール地点を一度通過してから、まだ走るのは精神的ダメージが大きい。ラスト２キロは、上り坂。練習不足のランナーは、ここで足にくる。

今年は、桃の花がすでに終わってしまい残念。例年は、鮮やかなピンク色の花が一面に広がり、つらい走りを癒してくれる。記録を狙うよりも、走り自体を楽しむべき大会だと思う。お年寄りや子どもたちの熱心な応援が、ほのぼのとした気持にさせてくれる。レース後には弁当が支給され、１人で参加するランナーにはありがたい。麦茶、甘酒のサービスあり。荷物預かりは貴重品のみ、となっているが少し大きめのデイバックも引き受けていた。参加賞は、大きめのタオル。駐車場は広いが、大会会場から１、２キロ離れている。無料バスがピストンで送迎してくれるので、これを利用することになる。出店も多くあり、特にランニング用品店が充実していた。

大会会場の風景

地元の消防団もお手伝い

ゴール地点

完走証は、即日交付

レース後、無料のお弁当が配られる。ピクニック気分

優勝者には、ゲストの有森選手から賞品が手渡された