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【歴史】
◆1891年12月、国際YMCAトレーニングスクール(アメリカ・マサチューセッツ州スプリングフィールド)のJ.ネイスミス教授が考案。同スクールの体育主事養成学科の科長であるL.H.ギューリックが、スクール生が春季種目(フットボールやベースボール)を再開できるまで、良いコンディションを保てるように、雪が降るグランドではなく体育館で行えるスポーツを考えて欲しいと依頼されたのがきっかけ。
◆リングには桃を入れる籠、ボールはサッカーボールを使用した。リングの高さは体育館内で設置できる目一杯の高さに設置した。この時の高さは3.05mで、これは今現在も変わっていない。
◆ネイスミス教授の考案したバスケットボールは生徒たちの間で大流行し、またたく間にアメリカ中へ伝わった。やがて行われる世界大戦中に全世界へと広がっていったとされる。
◆日本には明治41年(1908年)、スプリングフィールドカレッジを卒業した大森兵蔵によって紹介される。大勝10年には大日本体育協会主催による「第1回全国選手権」が開催され、大正15年から学校体育の教材として使われるようになり、全国に普及していった。
ティップオフ瞬間!?


【ルール(コート・タイム)】
◆コートの大きさや各ラインについては下の絵でご確認ください↓
◆補足ですが、上の図は国際ルールに沿ったものです。国際ルールとNBA(アメリカのプロバスケットボールリーグ)ではルール上多くの違いがあります。NBAはエンターテイメント性を強くするため、独自にルールを変更しているのでご注意ください。
◆プレイタイム
[第1Q]
10分
休憩
2分
[第2Q]
10分
ハーフタイム
10分or15分
[第3Q]
10分
休憩
2分
[第4Q]
10分
休憩
2分
OT(延長)
5分
※「Q」・・・クォーター 「OT」・・・オーバータイム


【ポジション】
◆一般的に次の5つに分かれます。①PG(ポイントガード)、②SG(シューティングガード)、③SF(スモールフォワード)、④PF(パワーフォワード)、⑤C(センター)。
それぞれのポジションを1〜5のナンバーで呼ぶこともあります。PG→1、SG→2、SF→3、PF→4、C→5。また、C・PF・SFの3人を合わせて「フロントコート」、SG・PGの2人で「バックコート」などとも呼びます。
◆それぞれのポジションには希望されるプレーのイメージがありますが、当然必ずしもそういった特徴をもった5人がいなければならない理由はありません。チーム状況、相手によってPG的な人を2人同時に使ったりする場合もあります。
以下に各ポジションの一般的な役割を記します。
[PG(ポイントガード)」
コート上のコーチとも呼ばれ、いわゆる司令塔です。ボールを運び、オフェンスのパターンをセレクトしながらゲームメイクを行います。ボールに触れる回数が最も多く、ボールハンドリング、パスの能力が求められます。スピードとシュート力があれば言うことありません。
ゲームメイクを任されるポジションですから、常にチーム全体とゲームの流れに気を配る必要もあり、性格によっても向き・不向きが出るポジションかも知れません。
→イメージに沿った代表的な現役NBAプレイヤー「ジョン・ストックトン(ジャズ)」
→スラムダンクで言うなら「深津(山王工業)」
[SG(シューティングガード)」
①一般的にロングレンジからのシュートが要求されます。その為に必要な能力は正確なシュートタッチになります。良いSGがいればディフェンス側はインサイドだけ固めていれば良いという訳にはいかなくなり、ディフェンスが分散されゴール下が手薄になり、その結果オフェンスのバリエーションが広がります。動きとかが速くなくてもひたすら正確なシュートを持っている選手は「ピュアシューター」なんて格好いい呼び方もされます。
②外からのシュートだけではなく、このポジションはドライブでゴール下へ切れ込むというプレイも求められます。その為に必要な能力はスピード、ボールハンドリング、シュート力でしょうか。最もアスリート的な能力も問われるポジションです。
→イメージに沿った代表的な現役NBAプレイヤー①「アラン・ヒューストン(ニックス)」②「マイケル・ジョーダン(シカゴ時代)」
→スラムダンクで言うなら①「神(海南大付属)」②「流川(湘北)」
[SF(スモールフォワード)」
ミドルレンジのシュートが得意で、ドライブで切れ込むこともでき、パワーでも勝負ができる・・・簡単に言うならSGとPFの間の能力が求められます。(すみませんっ)プレイエリアで言うならSGよりも少しゴールに近い所になります。(すみませんっ)オールラウンドなプレイができることが理想です。
→イメージに沿った代表的な現役NBAプレイヤー「ポール・ピアース(セルティックス)」
→スラムダンクで言うなら「三井(湘北)」※シュートだけじゃねえんだあの人は(宮城談)
【PF(パワーフォワード)】
主なプレイエリアはセンターと同じくリング付近で、求められる内容もセンターに近いものがあります。求められるのは高さとパワーになります。おまけにシュートタッチが良ければ鬼に金棒です。シュートはリングに近い所から放つほど確立が良くなるので、リング付近にポジションを取るPFに良い選手がいれば、オフェンスは非常に安定します。高さやパワーで相手に負けないアビリティを持った選手であれば、有利にゲームを行えます。オフェンスと同じ理由でディフェンスにおいても、相手に良いポジションを取られないパワーやリバウンドを奪える高さがあるPFがいれば、相手は安定したオフェンスを行えず有利にゲームを行えます。
→イメージに沿った代表的な現役NBAプレイヤー「ティム・ダンカン(スパーズ)」
→スラムダンクで言うなら「桜木(湘北)」
【C(センター)】
リングに最も近い位置でプレイします。PFに求められる高さとパワーをより特化した能力が求められます。PFと同じ理由で、有能なCがいれば非常に有利にゲームを行えます。点の取り合いであるバスケットボールにおいて、リングに最も近いところに位置するポジションなので、オフェンス・ディフェンス両面において重要なポジションになります。
→イメージに沿った代表的な現役NBAプレイヤー「シャキール・オニール(レイカーズ)」
→スラムダンクで言うなら「魚住(綾南)」

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