Yamada Gorou ・・ Secret Room ・・山田吾郎と秘密の部屋 Go Brother Go Home

山田吾郎「師匠」のお勧めMOVIE!
第一回 ハードプレイ(030415)
◆1992年公開。簡単なあらすじは、ストリートでの賭けバスケを生活の糧にしているシドニー(ウェズリー・スナイプス:黒人)とビリー(ウディ・ハレルソン:白人)はお互いのバスケの腕を見込み意気投合。二人でコンビを組み、2on2の賭けバスケで大金を手にしようとするのだが・・・。こんな感じのストーリーに恋と友情、そしてバスケにかける男たちの熱い思いがからんできます。テンポがいいコメディタッチの作品です。
◆ちなみに公開時の宣伝文句は「いっちょハードにカマそうぜ」でした。B級映画の匂いプンプンですが、期待を裏切らないB級っぷりです。が、しかし!!映画のキモになっているバスケの映像はハンパないです。おそらく主役の2人がノースタントでやっていると思うのですが、相当バスケ上手いです。このスナイプスとハレルソンのプレイを見るだけでも価値あります。日本の映画と違いスポーツシーンに手を抜かないのがアメリカ映画のいいところです。
◆映画の原題は「White Men Can’t Jump」。直訳は「白人はダンクできない」です。邦題の「ハード・プレイ」とは違い、かなり差別的な原題ですが、映画の中で重要なキーワードになっています。現在のNBAでは、白人でダンクできる選手もけっこういます。ですが、アクロバティックなダンクをするのは、ほとんど黒人です。スピード・パワー・ジャンプ力といった身体能力で不利な白人選手は、スリーポイントシュートやパスといった練習によって身につけた技術で黒人に対抗しています。
◆ご安心ください。ちゃんと濡れ場もあります。シチュエーションは車を運転中(な、な、なんとオープンカー!)に、おっ始めてしまうといった内容だったと思います・・・・あっちもハード・プレイですなっ!

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