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私のアイドル



さて、今回は牡馬で初めてファンになった馬のお話です。

名前は知っていました。
強いらしいのも知っていました。
ノースフライトがエリ女で2着になる前の週、菊花賞をレコード勝ちで優勝した馬。

<ビワハヤヒデ>君です。
ナリタブライアンのお兄さんですね。
彼をまじまじと見たのは平成5年の
<有馬記念> の事。
ずんぐりむっくりな体型、何だかチャカチャカして落ち着かない。
これでよくもまあ、あんなに走れるもんだと最初は思ってました。
そして、何よりあの顔(笑)。
彼のファンになったのはノースフライトとは正反対の理由、

「ぶさいくすぎ(笑)」だったのかもしれません。
しかし、彼はレースになるとガラッと変わるんですね。
とってもかっこよくなる。外見は別として・・・
そのレース(有馬記念)は、ガラスの脚を持つ馬と
言われていた トウカイテイオーに差されて2着。
私は、たまに出てきておいしいところだけ持っていく馬が嫌い(笑)というのもありますが、
「うむう・・・これは応援してあげねば。」と、つい思ってしまいました。
ノースフライトは例外として、ブサイクなものに弱いらしいです(笑)。私。
Σ(‾□‾;;;はっ、もしかして男の趣味も・・・(笑)?

私が応援するようになってから、何故かビワハヤヒデ君は負け知らず。
(って、私のおかげって訳じゃありませんが・・・(^^;;)
春の天皇賞や宝塚記念を順調に勝ち進んでいきました。
そうそう、宝塚記念といえば、ちょうどこの頃アイルトン・セナが
亡くなったという理由だけで、アイルトンシンボリとビワハヤヒデの
馬連一点買いをしたところ、見事に当たってしまい、
バチが当たりそうでちょっと怖かった思い出があります(笑)。
騎手が岡部さんっていうのもGOODでした。
やはり私はブサイ(以下自粛)・・・

そして、その年の秋の天皇賞。ダントツ一番人気の
ビワハヤヒデに起こったアクシデント
<屈腱炎>。
ゴール直後、岡部騎手があわてて下馬した時、
私の頭の中は真っ白。とてもショックでした。
そのレースは結局万馬券。ビワハヤヒデはそれを最後に引退してしまいました。
自分の応援している馬がそういう事で引退するというのはそれが初めてでした。
競馬に絶対はないと言いますが、本当ですねえ・・・

彼は今、北海道の日西牧場という所で、種牡馬として活躍しています。
何故そんなに詳しいかって?行ったからです(笑)。
その時の話はまたいずれしますので、お楽しみに。






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