浪速戦隊キンキレンジャー
ストーリー


 これは第2話を作った際、どんどん頭が暴走してボツ承知で作った1番最初に作ったものである。かなり時事ネタをいれて大きい子供向けに仕上がってしまっている。そして全てが初期設定である。これを見たらかなり実際に使ったのと変更点があるのに気づくだろう。
※初期設定
 キンキレンジャーは3人とも男である。レッドは熱血バカで疑うことを知らない。ブルーは無口でクールな奴。イエローはバカ力の持ち主でカレー好きである。
 イザベル=マランは仮名で愛子女王となっていた。性格は平安貴族の雰囲気を持っている。プルトニウム大佐はバカ殿様みたいな性格である。・・・司令官は核開発の監査委員かな?

浪速戦隊キンキレンジャー

第2話  プルトニウム大佐の逆襲



   配役
キンキレッド(変身前)
     (変身後)
キンキブルー(変身前)
     (変身後)
キンキイエロー(変身前)
      (変身後)
司令官
愛子女王
プルトニウム大佐
ザコ
お姉さん


      
           お姉さん、子供達に呼び掛けるなどして場を盛り上げる。
お姉さん      こんにちわー。愛子女王が世界征服をたくらんで出て来ました。
               愛子女王、登場。
お姉さん      それを阻止しようと、正義の味方キンキレンジャーが出て来ました。
               キンキ三人(後)、登場。
               愛子女王、キンキ三人(後)、お姉さんの後ろで格闘。
お姉さん      そして・・・
キンキ三人(後)  キンキボンバー(仮必殺技)
               キンキ三人(後)、必殺技を繰り出す。
愛子女王      ぐわー。
               愛子女王、倒れる。
お姉さん      このようにして世界が救われました。
               お姉さん、退場。
レッド(後)    やったー!
ブルー(後)    世界の平和を守ったぜ!
イエロー(後)   さ、帰ろうか。
               キンキ三人(後)、退場。
               プルトニウム大佐、キンキ三人(後)が去ったのを確認するかのように登場。
プルトニウム大佐  ふっふっふっ・・・
               プルトニウム大佐、愛子女王を見下ろす。
愛子女王      (虫の息で)何だ貴様は。
プルトニウム大佐  わしの部下になれ。そうすれば命を助けてやろう。
愛子女王      ふざけるな!誰が貴様の部下になどなるものか!
プルトニウム大佐  そうか。残念だのう。
愛子女王      な、何をする。
               プルトニウム大佐、愛子女王の頭をつかむ。
愛子女王      や、やめろー!きゃーー
               愛子女王、痙攣する。
プルトニウム大佐  ふっふっふっ・・・
               プルトニウム大佐、手を離す。
               愛子女王、立ち上がり、プルトニウム大佐にひざまづく。
愛子女王      何なりと御命令を。
プルトニウム大佐  ふっふっふっ・・・行くぞ。
愛子女王      はい。
               プルトニウム大佐、愛子女王、退場。
               キンキ三人(前)、登場。
イエロー(前)   やっと終わったー
ブルー(前)    愛子女王は強かったよなあ。
レッド(前)    しかしどこからああいう奴が生まれて来るのだろうか。
キンキ三人(前)  うーん。
               キンキ三人(前)、腕を組んで考えこむ。
イエロー(前)   やめよやめよ。
ブルー(前)    そうだな。愛子女王も倒したことだし。
レッド(前)    世界も救えたことだし。考えることないか。
               キンキ三人(前)、歩き始める。
               プルトニウム大佐、愛子女王、ザコ達、登場。
キンキ三人(前)  ああっ!
愛子女王      貴様らは!我にはむかった一般市民!懲りずに又我の邪魔をしに来たか。
キンキ三人(前)  くっ。
レッド(前)    (小声で)くそっ。正体を明かす訳には・・・
ブルー(前)    (小声で)どうする。
イエロー(前)   今は逃げよう!
               キンキ三人(前)、逃げて退場。
愛子女王      はーはっはっはっ・・・我に恐れをなして逃げたな。
キンキ三人(声)  そこまでだ!
               キンキ三人(後)、登場。
キンキ三人(後)  浪速戦隊キンキレンジャー!!
               キンキ三人(後)、三人合わせた決めポーズ。
愛子女王      キ、キンキレンジャー。
レッド(後)    前話で倒したはずなのに・・・
愛子女王      そう、我は一度貴様らに倒された。しかしここにおられるプルトニウム大佐様によって復           活したのだ!
               キンキ三人(後)、愛子女王、格闘。
               愛子女王、吹っ飛ばされる。
愛子女王      うわー。プルトニウム大佐様!
プルトニウム大佐  (とても嬉しそうに)ふっふっふっ・・・
               プルトニウム大佐、舞台中央へ行く。
プルトニウム大佐  (早口で)やっとわしの出番だ。さっきからずっと出ているのにしゃべているのは愛子女王やキンキレンジャーばかり。それもここまで、今からはわしのセリフのオンパレードじゃ。がーはっはっはっはっあーはっはっはっ・・・!
               プルトニウム大佐、真顔になり元の位置へ戻る。
プルトニウム大佐  と、冗談はさておき。行くぞキンキレンジャー!
               キンキ三人(後)、呆れてみていたが我に帰って戦闘体制をとる。
プルトニウム大佐  くらえ!動燃嘘八百攻撃。
               プルトニウム大佐、にやける。
プルトニウム大佐  (レッド(後)を指さして)キンキレッド、何故お前はそんなに赤いのだ?何を興奮している。ははーん、お前いつも何か変なことを考えているな?
               ブルー(後)、イエロー(後)、愛子女王、ザコ達、疑うような目をしてレッド(後)を見る。
               レッド(後)、慌てふためく。
レッド(後)    ち、違うぞ。お、おい嘘を言うな嘘を。
プルトニウム大佐  慌てて否定するところが益々怪しい。
レッド(後)    信じてくれー変なこと何か考えていない。
               レッド(後)、頭を抱えてしゃがみこむ。
プルトニウム大佐  キンキブルーよ。
               ブルー(後)、ビクッとする。
プルトニウム大佐  なーにおもらししている。全身がお漏らしで真っ青だぞ。
               イエロー(後)、愛子女王、ザコ達、ブルー(後)を見る。
ブルー(後)    お、俺は元から青いんだ。お、お漏らしで青いんじゃ無いんだぞ。いいかげんなことを言           うないいかげんなことを。
プルトニウム大佐  怪しいなあ。
ブルー(後)    ち、違うんだー
               ブルー(後)、頭を抱えてしゃがみこむ。
プルトニウム大佐  キーンーキーイーエーロー。
               イエロー(後)、ビクッとする。
イエロー(後)   (ビクビクしながら)な、何だ。
プルトニウム大佐  (鼻をつまみながら)臭い臭い。うんこを身にまとっているなんてあー汚い。しかもその           うんこ、昨日カレーを食っただろう黄色いぞ。
               愛子女王、ザコ達、鼻をつまんで臭そうな顔をする。
イエロー(後)   た、確かにカレーは食ったがうんこなど身にまとっていないぞ。俺は元々黄色いんだ。
               プルトニウム大佐、愛子女王、ザコ達、疑うような目でイエロー(後)を見る。
イエロー(後)   ほ、本当だぞ。なっ!
               イエロー(後)、レッド(後)とブルー(後)に同意を求める。
               レッド(後)、ブルー(後)、しゃがみこんでいて返事をしない。
イエロー(後)   ・・・うああー。
               イエロー(後)、頭を抱えてしゃがみこむ。
               キンキ三人(後)、頭を抱えて立ち上がる。
プルトニウム大佐  どどどど、どうだー!
レッド(後)    あ、頭が・・・
ブルー(後)    わ、割れる・・・
イエロー(後)   つ、強い・・・
プルトニウム大佐  ついでだ!もんじゅ、『数年間放射能漏れを隠していました 』アタック!
               しばらく沈黙。
キンキ三人(後)、吹っ飛ぶ。
キンキ三人(後)  うわー
レッド(後)    が、癌になるー
ブルー(後)    は、白血病になるー
イエロー(後)   ほ、骨が見えるー
キンキ三人(後)  じゅ、寿命が縮むー
プルトニウム大佐  まいったか!放射能が漏れているのに気付かず気付いたときには既に汚染されている気分は!とどめだー!
               司令官、走って登場。キンキ三人(後)とプルトニウム大佐の間に割って入る。
司令官       間に合ったか!
プルトニウム大佐  お、お前は!
司令官       監査フラッシュ!!
               プルトニウム大佐、愛子女王、ザコ達、目をおさえる。
プルトニウム大佐  眩しい。
愛子女王      目、目がー。
ザコ達       ギーー。
司令官       さ、今のうちに。
               司令官、キンキ三人(後)を連れて退場。
プルトニウム大佐  逃がしたか。まあいい。行くぞ!
               プルトニウム大佐、愛子女王、ザコ達、退場。
               司令官、キンキ三人(前)、登場。
司令官       大丈夫か?
レッド(前)    ああ。
ブルー(前)    何とか。
イエロー(前)   あんたは一体何者なんだ。
司令官       今のままではおまえ達は奴には勝てん。
イエロー(前)   聞けよ!
司令官       そこでだ!おまえ達に武器を授けよう。
イエロー(前)   (イライラして)だからあんたは一体何者なん・・・
               ブルー(前)、イエロー(前)の口をふさぐ。
司令官       しかし、おまえ達はまだまだ未熟でその武器は扱えない。その武器を扱えるように特訓を           するぞ。ついて来い!
               司令官、退場。
レッド(前)    (すごく納得した様子で)ああ。
               レッド(前)、司令官の後を追って退場。
ブルー(前)    ・・・・・
               ブルー(前)、レッド(前)の後を追って退場。
イエロー(前)   何を考えているんだあの二人は。
               イエロー(前)、ブルー(前)の後を追って退場。
               プルトニウム大佐、愛子女王、ザコ達、登場。
プルトニウム大佐  がーはっはっはっ・・・何をしてもキンキレンジャーは出てこん。
愛子女王      奴らが出て来なければ我らは悪のしほうだい。あーはっはっはっ。
ザコ達       ギーー。
               プルトニウム大佐、愛子女王、ザコ達、退場。
               司令官、キンキ三人(前)、登場。
司令官       肉体の特訓だ!まずは腕立て伏せ。
               キンキ三人(前)、腕立て伏せを2、3回する。
司令官       よし!腹筋だ。
               キンキ三人(前)、腹筋を2、3回する。
司令官       よし!背筋だ。
               キンキ三人(前)、背筋を2、3回する。
司令官       よし!スクワットだ。
               キンキ三人(前)、スクワットを2、3回する。
司令官       よし!次だ。
               司令官、退場。
レッド(前)    力がついた気がするぞ!
               レッド(前)、退場。
ブルー(前)    ・・・・・
               ブルー(前)、退場。
イエロー(前)   あーしんど。
               イエロー(前)、退場。
               プルトニウム大佐、愛子女王、ザコ達、笑いながら舞台を通り抜ける。
               ザコ達、歩く速度バラバラ。
               司令官、登場。
               キンキ三人(前)、人形を持って(なければ人形にふんしたザコを連れて)登場。
司令官       精神の特訓だ。ツッコミ開始!まずはキンキレッド。
レッド(前)    何でやねん!何でやねん!何でやねーん!
レッド(前)、人形にツッコミ、三回目に人形をふっとばす。
司令官       次にキンキブルー。
ブルー(前)    んなアホな!んなアホな!んなアホなー!
ブルー(前)、人形にツッコミ、三回目に人形をふっとばす。
司令官       ラストだキンキイエロー。
イエロー(前)   ええかげんにせえ!ええかげんにせえ!ええかげんにせえー!
               イエロー(前)、人形にツッコミ、三回目に人形をふっとばす。
拾壱
拾弐
司令官       よし!もうおまえ達に教えることは何もない。あとはプルトニウム大佐を倒すだけだ。私からはこれを渡しておこう。
               司令官、レッド(前)に温度計を渡す。
レッド(前)    これは?
司令官       温度計(おんどけん)だ。これをプルトニウム大佐に投げつけるのだ。
レッド(前)    ありがとう。
司令官       いくぞ。
               司令官、退場。
レッド(前)    精神力もアップしたし、これなら勝てる。
               レッド(前)、司令官の後を追って退場。
ブルー(前)    ・・・・・
               ブルー(前)、レッド(前)の後を追って退場。
イエロー(前)   何故これが精神の特訓なんだろう。
               イエロー(前)、ブルー(前)の後を追って退場。
               プルトニウム大佐、愛子女王、ザコ達、笑いながら登場。
キンキ三人(声)  数々の悪行、そこまでだ!!
プルトニウム大佐  その声は!
               レッド(後)、登場。
レッド(後)    キンキレッド!!
               レッド(後)、決めポーズ。
               ブルー(後)、登場。
ブルー(後)    キンキブルー!!
               ブルー(後)、決めポーズ。
               イエロー(後)、登場。
イエロー(後)   キンキイエロー!!
               キンキイエロー、決めポーズ。
レッド(後)    燃える正義を一つにして!
キンキ(後)    浪速戦隊キンキレンジャー見参!!!
               キンキ(後)、三人合わせた決めポーズ。
               爆発音。
プルトニウム大佐  懲りずにまた出て来たかキンキレンジャー。おまえ達やってしまえ!
               キンキ三人(後)、ザコ達、格闘。
               ザコ達、やられる。
プルトニウム大佐  おまえ達はもういらん。消えろ。
拾参
拾四
               ザコ達、退場。
プルトニウム大佐  やはりわしが相手するしかないな。くらえ!どう・・・
レッド(後)    何でやねん!
               レッド(後)、プルトニウム大佐にツッコミをいれる。
プルトニウム大佐  まだ技を・・・
ブルー(後)    んなアホな!
               ブルー(後)、プルトニウム大佐にツッコミをいれる。
プルトニウム大佐  き、きさまら・・・
イエロー(後)   ええかげんにせえ!
               イエロー(後)、プルトニウム大佐にツッコミをいれる。
               愛子女王、プルトニウム大佐とキンキレンジャー(後)の間に割って入る。
愛子女王      貴様ら!プルトニウム大佐様はまだ技を・・・
レッド(後)    何でやねん!
ブルー(後)    んなアホな!
イエロー(後)   ええかげんにせえ!
               キンキ三人(後)、愛子女王に同時にツッコミをいれる。
愛子女王      きゃーー
               愛子女王、吹っ飛んでそのまま退場。
レッド(後)    体が勝手に動いた。
ブルー(後)    ・・・・・
イエロー(後)   こ、これが。相手の言い分も聞かずただひたすらにツッコミをいれる精神力。これこそが精神の特訓の成果か!
プルトニウム大佐  くそー!もんじゅ、『数年間放射能漏れを隠していました』アタック!
レッド(後)    キンキイエロー!
ブルー(後)    たのむぞ。
イエロー(後)   よっしゃあ!
               イエロー(後)、退場。
               イエロー(後)、大きな盾を持って登場。
プルトニウム大佐  ぬっ。そ、それは。
ブルー(後)    鉛の盾。
イエロー(後)   どうだ。肉体の特訓の結果こんなに重いものでも軽々と持てるようになったんだ。
プルトニウム大佐  ううっ。
レッド(後)    今だ。
               レッド(後)、温度計をプルトニウム大佐に当てる。
拾伍
拾六
プルトニウム大佐  ぐわーナトリウムが漏れたー火事だーこんな不祥事公表できるわけがない隠蔽隠蔽隠蔽いや待           てよ消火するのが先ではないか?うおー
レッド(後)    よし。
               キンキ三人(後)、司令官に貰ったと思われる武器を持つ。
イエロー(後)   くらえ!
ブルー(後)    正義に燃える・・・
レッド(後)    俺達の一撃を!!
キンキ三人(後)  (必殺技命)
               キンキ三人(後)、必殺技を繰り出す。
プルトニウム大佐  ぐぎゃあーー!
               プルトニウム大佐、倒れる。
キンキ三人(後)  やったー!

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