機動武戦伝Gガンダム


■ 第1話 ■
「お前に聞きたいことがある。この男!知ってるか!?」
この台詞が初期のドモンの唱え文句のようなものである。
主人公ドモン・カッシュ(関智一)はハッキリ言って、暗い。

簡単に説明をするが、Gガンは、地球をリングに、各国のコロニー(宇宙にある)から
代表を出し、ガンダムファイトを行い、戦って、戦って、勝ち抜いた選手の国が、
コロニーの統治権を得るというストーリーである。
ドモンは”ネオ・ジャパン”の代表。
医者兼メカニック兼、ドモンのメンタル面まで面倒を見ているパートナーが
レイン・ミカムラ(天野由梨)。彼女は父がガンダムの制作者であり、ドモンとは幼なじみである。


そのドモンが若い男の写真を片手に戦闘中だろうが何だろうが、聞きまくる。
「この男!」とは、もちろんである。

そう、ドモンは、究極のブラコンだったのだ!!(爆)

「うあっ、ああっ、うっ・・おおっ、おおーーーーーーーーーーーーっ!!」

という、苦しそうな声とともに、ドモンは黒のスーツ(ぴっちり・・)を着装する。
(* 戦闘服?モビルスーツのようなもの。ここではスーツと、略称させていただきます。)

そのときに、尻(くっきりはっきり)を(着装するところを)アップするのにはマイッタ・・。
(しかし、何話も見ていると慣れてくる・・)

この変身だけで体力消耗しているに違いない・・。

そして、「ガンダムファイトぉおお!レディー!GOォオオー!!」

ペチッ!!(指ぱっちん)

真剣なファイトのはずなのに・・笑ってしまった・・。

オレは関係ない、と言いながら困っている人を助けているドモン。1話目からイイ奴だ。


■ 第2話 ■

チボデー・クロケット(大塚??)ネオ・アメリカの代表ファイターだ。
たまにセリフに英語をまじえて、アメリカ人っぽいところを表現しているのだが、
どこか変な奴である。
前髪だけピンク色なのも変だ。(どうしてピンクなんだろうか・・)
クルー(レインのような役割をする)に美人女性4人をはべらせて、
行動がいちいちハデハデしい。

しかし、ハデハデしくもないのに、何故か目立つのがドモン・カッシュだ。
チボデーが戦うはずであったボクシングの相手と入れ替わり、(その時点で誰も気づかない・・)
リングに立ったチボデーにいきなり殴りかかり、ガンダムファイトを申し込む。
・・無茶苦茶である。

結果は引き分け。
その引き分けで和解するときに、チボデーは「ジャパニーズ!」と言うのは分かる。
何故ドモンまで「ナイス・ガイ!!」と言うんだぁあああーー!!
キミは日本人だろうーー!!チボデーの口調が移ったの??(汗)

第2話にして、ドモンは強がっているくせに、レインにはからきし弱いことが判明。
・・・わかりやすい主人公である。

■ 第3話 ■

3話目ともなると
「そこのお前、この男に見覚えはないか!」
というセリフにも聞き慣れてきます。
会う人、会う人に、この男を知っているか、と聞きまくって・・

あなたのお兄チャン(はあと)だってのは分かってるから!!

と言ってあげたかった。

3話目は、ネオ・チャイナのサイ・サイシー(山口勝平)編である。
サイサイシー、ドモンに会うなり、いきなりアニキ呼ばわり。

ドモン、この回で”押しに弱い”コトも判明。

サイサイシーになつかれたはいいが、ダマされて、拷問され、牢屋に入れられてしまうドモン。
(気の毒に・・) 育ちがいいせいか、すぐ人にダマされてしまうのである・・・。(泣)

一方、サイサイシーは、ちゃっかりうまく潜り込んでうまくやってたりする。
ドモン・・・損な奴・・・。

さて、ドモンはサイサイシーに「口の減らない奴だ」(ふっ、と苦笑)(ファイトは引き分け)
と言っていました。やっぱりドモンはイイ奴である。(ほろり)

ドモンのアニキ探しの旅(?)はまだまだ始まったばかり。
手がかりの写真を胸に、ドモン・カッシュは今日もいく。
写真の裏にはアニキがいるかもしれない、という候補国が書かれてあって、
ドモンが行った場所にはバッテン印が付けられているのです。

「ここにもいなかった・・・。よし、次はここだ。」

と、ドモンは写真とメモを見つめてそんなことを考えていたのでしょうか・・・。


■ 第4話 ■

ネオ・フランスのジョルジュド・サンド(山崎たくみ)編
ジョルジュはすごいキャラである。

まず登場シーンがすごい。
花輪くん、または花形みつるのようなふさふさの毛が(栗色)風になびいている・・!!
服も白を基調とした宮廷風。騎士道精神をモットーとする、若きファイター、
それがジョルジュ!!

彼はマリア・ルイゼ(ジョルジュを好きらしい)姫が見守る中、
雑魚のファイト(何度も”ファイト”を”バトル”と打ちまくって大変だぜ・・)
の途中であった。
そこにジャマしに入ったのが、我らのドモン・カッシュ。
あまりに乱暴なファイトの申し込みに、ジョルジュに「猪武者」
と言われてしまう。
逆ギレするドモンに、ジョルジュ、再び、
「キミのように野蛮な人とは戦いたくありません。」とトドメ。

マンガにありがちの”「ですます調」を操る美声年”ドモンにつぐ個性の持ち主である。
技も、「ローゼス・スクリーマー(ピッド)」とか言う薔薇の花の小型爆弾を繰り出す。
小手先の技に慣れていないドモンは振り回されっぱなし。
今回のドモンは「ふっ!」という鼻息も荒く、非常に野蛮極まりない。(笑)

さて、マリア・ルイゼ姫だが、ジョルジュを好きらしいのだが、ジョルジュが気づいてくれず
寂しい思いをしている。(・・どこのファイターのとこも大変だ・・)(←レインのこと)
それで、ジョルジュに”自分のために戦ってほしい”というささやかな(?)願いから、
ドモンとともに、子供じみた誘拐劇を演じる。
しかし、そんなマリア・ルイゼに、レインは、
「なんだかんだ言ってもね、男なんてね、そんなのは二の次になるの」
と言い放つ。(苦労してるもんね)
Gガンの女性達はみんな頑張ってるので、応援してあげたい。

ところで、ジョルジュのスーツだが、
おフランスのスーツはすごい。
手足が白(もちろんぴっちり)胴体部分が赤(その上に青いラインが太めに入っている)
というかなり珍妙なスーツを、ジョルジュは見事に着こなしている。
フランスのスーツがそれほどまでに似合うのはジョルジュしかいないだろう!!

結局今回も、ファイトは引き分け。
負けると、観念したジョルジュ(おぼっちゃまは諦めるのが早い・・)が
「とどめを!!」と言い、目をカッ!!と見開くジョルジュ。

・・・・・・怖くてとどめさせないって・・。

おそるべし!ジョルジュド・サンド!

最後に、レインの「私も誘拐されたらどうする?」
という質問に、ドモンは、

「お姫さまじゃなきゃヤだね。」と一言。

・・・・・・かっ!かわいい!!ドモン!!


■ 第5話 ■

4話が非常に個性的なキャラだったため、長くなってしまった。(笑)
5話は、ネオ・ロシアのアルゴ・ガルスキー(宇垣秀成)編である。

今回のドモンは、マンホールから登場。いつもより地味な登場である。
ロシア警察に取り調べされたうえに、大事なだいじなアニキの写真
触られて、ドタマにきたドモンの頭突き炸裂!
今回はひたすら地味である。

そして「オレのパンチが効かない!!」(動揺)
というヒーローおきまりのセリフが出てきました!カッコイイぞ!ドモン!(笑)

ちょっとずつ、ドモンのしょっている様々な人の思惑が明らかになっていきます。

刑務所に入れられて、目をギラつかせるドモン。逆境に強い男である。
私は5話にして発見!ドモンのモビルスーツの真ん中にある紅い●はもしや・・もしや・・
日の丸じゃないかーーーー!!(ぐふっ)
・・・考えてみれば、アメリカのチボデーは、胸に★マークついてたし、
みんなそれぞれ国の国旗をイメージして作られていたんですねー。
いやー驚きです。(バカだ・・)

アルゴは、これまでにない、落ち着きのある肉体派。
そのためか、ドモン苦戦します。
左腕をちぎられ、(実際にはちぎれないのだが、神経がつながっているので痛い)
あやうく首まで・・!!(首をやられたら負け)
しかし、必殺シャイニングフィンガー!で切り抜けました。・・ほっ・・。


■ 第6話 ■

ついに来ました。史上最強最悪のデビルガンダム(アニキ)編。

「兄さん!兄さんじゃないか!!」
すっかり弟(甘えっこ)顔になったドモン。超絶かわいい。。。(ヤバイ人だ・・オレ・・)
父、母、兄(キョージ・カッシュ)(堀秀行)、レインに囲まれて幸せそうなドモン。
・・・しかし、それはつかのまの夢であった。

ドモンをテストするために作り上げた幻だったのだ。
レインはその茶番に涙する。
すると、暖かかった部屋も、家族も消え、朽ち果てた部屋で一人で笑っているドモンの
姿だけが残されていた。

そして、いよいよ悲しい過去が再現される。
新しく制作されたガンダム(デビルガンダム)のせいで、
政府に犯罪者として囲まれたカッシュ家の人々。
母は撃たれて死亡。
兄はデビルガンダムとともに逃亡。
父は死刑は免れたものの、冷凍刑にされてしまう。

デビルガンダムを追って、ドモンもガンダムに乗る。
下半身が蛇のようにうねった奇怪な姿のデビルガンダム。
すべてイリュージョンなのに、ドモンは攻撃できない。
しかし、ドモンを助けようとしたレインの姿に亡き母の幻を見、ドモンは、

「アニキ!!いやキョージ!!お前を絶対に許さない!!」

というセリフとともに、「スーパーモードシャイニングガンダム」へと変形。
変形する原動力はドモンの異常なまでの怒りだという。
(無茶苦茶や・・・)
そして技を放った!

めん!めん!めーーーーーーーーーーーん!!

というかけ声で!!
(なぜここで剣道なのだろう・・・?)

兄を倒すという決意を固め、ドモンとレインは再び地球、リングへと戻っていった。
がんばれドモン!負けるなドモン!

・・しかし、ドモンの髪型も名前も普通なのに、
アニキは名前変だよ・・?キョージ・カッシュ・・・。
それからもみあげ太すぎ・・・。


■ 第7話 ■

6話までと書いたのだが、実はもうちょっとあったりする。
7話は”チボデー暗殺!?”編。
これはよしとして、(力尽きた・・)

■ 第8話 ■

レイン誘拐される編である。

「軽く驚かすつもりだったが、ちょっとやりすぎたかな・・」
と、石油タンクを爆破させて登場するドモン。
やりすぎだっつーーの!(笑)

今回のドモンは、グラハム(ネオ・カナダ)に無視され(ファイトを断られた)、
レインを誘拐され、機嫌が悪そうです。

グラハムは、昔、妻をアルゴ(海賊だった)に殺された恨みから、
アルゴを殺そうと、ガンダムファイターになったというワケありだったのです。

しかし、猪武者のドモンがグラハムとアルゴの間に割って入り、
例の必殺技を遠慮なく繰り出した結果、谷底へまっさかさま。
(猪は曲がれないのである)
しかし、復讐に燃えるグラハムを止めようとして、自分の命さえも危険にさらしてしまった
レインのために、オレの首をとってもいいからレインを助けてくれ、と叫ぶドモン。
ドモンのレインに対する思いも伝わった回でした。


■ 第9話 ■

話の説明ばかりではつまらないので、
面白かったシーンだけをピックアップしました。

「無茶をするのはコックピットの中だけにしてね」(はあと)
というレインに、 ズッキュウーーーーーーン!!「お、おう」
ときたドモン。

この調子で仲良くやっていってね・・。

この後、兄にソックリな覆面ファイター・シュワルツ(ネオ・ドイツ)
(声がアニキと同じ人)
が、ドモンをかまってきます。

レインがスーツを着装したりと、
すごすぎてもう笑うしかありません。
(サンライズさん好き勝手なこと書いてごめんなさい・・)



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