フラワー・オブ・ライフ
(2003年〜Wings掲載)
フラワー・オブ・ライフ1 フラワー・オブ・ライフは元白血病だった春太郎を中心に、高校生同士の人間模様や家族とのやりとりを丁寧に描いた物語です。 転校してきたその日に春太郎は自分の病気をクラス全員に公表してしまいます。 が、これがどういう結果をもたらしたのか・・彼は先生に指摘されるまで気がつきません。 「自分が白血病だったって言った時からあんたは人間関係においてそのヘビーな過去の分皆より強者の立場に立ったのよ」は深く頷いてしまう台詞で、こーゆー事をズバリと言う斉藤先生は本当に素晴らしく、先生が女だったというショックから思わず立ち直ってしまいました。 この物語は心に染みる台詞とホンワカな感動が沢山あって、特に大人が素敵です! 不倫してても教える事には熱心な小柳先生や、ほのぼの優しい翔太君の両親、侠気好きな春太郎パパ、言葉はきつくても弟想いのお姉さんなど・・みんな子供を過保護なほど構っていてイイ人ばかり。 理想の学校、理想の家庭を描いたこの作品は人を暖かい気持ちにさせる平和なストーリーです。 さて、1巻の笑いどころは・・何と言っても真島!真島海っ! 人の話しは聞かず、興味の無いことは全くできず、でも興味のあることには多弁な彼・・。 とにかく強烈です!主役を喰っている正真正銘のオタクです!・・でも容姿はイイんです(不思議)。 <真島海の爆笑ポイント> ①勉強が果てしなくできないが「陵辱」「緊縛」という漢字は書ける。 ②外見が15歳に見えない ③白い肉体に素晴らしい筋肉 ④「夜道に気をつけるんだな」 ⑤女ものの日傘をさしてコミケに並ぶ。そしてうっかり逆カップリングにはまる 最初この真島君を見た時、テニプリの手○部長を連想し「メガネでステキ」とハマル予感。 ところがまるで自分を見ているようなオタク度炸裂・・。途中でイヌイにイメージが変わってしまい・・、 でも先日「とらのあ○」のよしなが先生インタビューを読み、これでよかったのだと嬉しくなりました(乾に近くなったと語られていたので/笑) |