ベタです。 きょうのおしょくじ |
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「今日はゼルガディスさんの誕生日です」
「・・で?お前が何の用だ」
「そうつれなくしないで下さいよ。お祝いにこの僕が自慢のバリトンヴォイスで歌を歌って差し上げるだけですって」
「・・・・」←嫌な予感
「それではお楽しみ下さい!題して!「合成人間ゼル」!!」
「・・・・またずいぶん判りにくいネタを・・・・。元歌の判るやつが何人いるか。ちなみに俺は合成人間ではなく合成獣だが」
「細かいことは気にしない気にしない。所詮ただのお祝いです♪」
「ああ。そうさせてもらう。好きに歌え。そしてとっとと去れ」
「ではお言葉に甘えて。
闇に隠れて生きる 俺たちゃ合成人間なのさ♪
人に姿を見せられぬ 獣のようなこの体♪
早く人間になりたい!!
暗い定めを吹き飛ばせ ゼル!ゼラ!ゼロ! 合成人間♪♪ 」
「ぜらぜろ・・・・」
「そう!御存じの通り、合成人間は三人ひと組なんです」
「・・・・・・・・」←ものすごく嫌な予感
「響きの類似性と長年の交誼に感謝し、ゼロは僕の友情出演ということで」
「自分で言うな」
「ゼラもねえ。名前の響きは似ていらっしゃったんですが、さすがに僕も声をかけられなくて」
「あたりまえだ!魔族のトップになんぞ来られてたまるか!!」
「と言うわけで代理ゼラさんにお出でいただきました!どうぞー!」
「はーーいっ!!ゼラでーーーーすっっ♪」
「・・・・・・・・・・・・」←悶死
「あれ?どうしちゃったんですかゼルガディスさん」
「どうしてお前がそんな格好でここに出てくる!? だいたいゼロス!黒髪で色白という以外こいつにどういうつながりがあるんだ!!(怒)」
「そうですねえ。ぼんきゅぼんっのないすばでぃなとことか、ある種のマニアにはたまらないタイプなとことか・・」
「マニアの方向性からして違うだろう!!」
「確かに。ところでゼルガディスさん、御自分がアメリアさん本人を前にさり気なく惚気てることにはお気付きですか?」
「・・・・」(かあああああ)
「ん?」←身長差と展開の早さの関係で話が飲み込めていない
「あのですねアメリアさん。ゼルガディスさんはあなたの色白なとことかロリ」
「・・裁きを今ここに!!らてぃるとおおぉぉ!!」
どっかーーん
「何のお話だったんです?」
「ああいやたいしたことじゃないなんでもないんだ気にしないでくれ」
「・・? でも「ろり」がどうとか」
どっかーーん←自爆
「きゃあ! ゼルガディスさん!? ゼルガディスさーん!!」
「ごちそうさまでした♪」
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