Dの衝撃

登場人物・地名等一部フィクションです。

    登場人物紹介

地球連邦政府所属 もみ山もみ夫 CV金城 武
地球連邦政府所属 鳴沢 遊 CVハリソンフォード
ジオンの残党 高山 収 CV萩本 欽一
地球連邦政府所属 諏訪 和重 CV伊集院 光

/////////ちょっと小説風/////////

俺ともみあげの出会いは衝撃的だった
それは8月の半ばもう夏も終わろうとしていた頃だった
俺は、毎日毎日同じ事を繰り返すつまらない日々を過ごしていた。
そうアイツに会うまでは・・・・・

俺が勤めている会社に新人が入ってきた。
そいつはとても黒く、そしてフサフサしていた
そう、もみーだ!
ヤツは俺の隣の空いてる席に座った

高山 「はじめまして、高山 収と言います。よろしくお願いします。」
もみ山「・・・・・もみ山だ、よろしくな・・・・・・」

私のもみ山に対する第一印象は「不快なプレッシャー」だ
久々に感じるこのプレッシャー・・・・・

それ以来、俺はこのもみ山に対して一つの疑念を抱くようになった
「こいつはもしかして、連邦のスパイなのでは・・・・」と

しかし俺は任務遂行中の身であり
ヘタに動いて任務を失敗したくない
ここは感情を抑え、ひとまずもみ山の行動を見張る事にした。
こんな毛だらけのヤツにジオンの復興の邪魔でもされたらたまらない
その日から、俺はもみ山のストーキングを開始した

まず、もみ山は初日から会社で居眠りをしだした
しかも眠り方がとてもうまい。
死角、体勢、吐息
どれをとってもプロ並のカモフラージュだ
きっと、もみ山は緊急事態に備えてこうして体力を温存しているのであろう

そしてヤツの財布
ヤツの財布の中身は不自然と言ってもいいほど中に何も入っていない
きっと財布を落としても身元がバレないようにと警戒しているのだろう
財布の中身も500円だけと会社員としては不自然な金額だ

極めつけはヤツの日記帳だ
この日記帳、あまり長く見る時間はなかったのだが
とある文章を見つけた。
「O月×日 風俗でぼったくられた・・・・・・以下 省略」
これは暗号に違いない
俺はそうにらんだ
他のページもあったがどれもフェイクと思われる内容ばかりだった
ひょっとしたらあぶり出し方式になっていたのかもしれない

数日が過ぎたある日の事
もみ山に、動きがあった
同じ会社の鳴沢 遊と言う人物とコンタクトを取っている所を見たのだ
俺はさりげなく盗聴器を仕掛け
その会話の内容を聞く事にした。

鳴沢 「準備はできたか?」
もみ山「もう少し待ってくれ」
鳴沢 「どうした、何か問題でも起きたか?」
もみ山「1人気になるヤツがいる、俺をストーキングしてるやつがいる」
鳴沢 「高山 収か?」
もみ山「知っていたのか?」
鳴沢 「俺も薄々怪しいとは思っていた。やけにザクにこだわるからな」
もみ山「やはり残党か・・・・・」
鳴沢 「任務の妨げになる場合は抹消しろ。Dガンダムの回収が最優先事項だ」
もみ山「任務・・・了解」

もみ山はいざとなれば俺を消す気だ
ならば消される前に消してやる。
俺の愛機ジュアッグを使って・・・・


--------------大井埠頭 23:48 --------------

もみ山「そろそろだな・・・・・・・」
諏訪 「こちらサッキュバス、後2分後に着水する準備はいいか?」
もみ山「よう、諏訪 久しぶりだな。待ってたぜ」
諏訪 「ふっ、相変わらず毛深いヤツだな」
もみ山「まぁな・・・・」

暗闇の中、水しぶきを上げる音だけが聞こえる

もみ山「ミノフスキークラフト機か!?」
諏訪 「そうだ、輸送船と言ってもいちよ最新鋭なんだぜ」
もみ山「ミノフスキークラフト機が静かだとは聞いていたがここまで無音だとは・・・・」
諏訪 「さぁ、そんな事はこのDガンダムでも確かめられる早く回収してくれ」
もみ山「まさか、このDガンダムもミノフスキークラフト機なのか?」
諏訪 「あぁ、そうだ。エアーウルフより静かに飛べるぜ」
もみ山「久々に毛がさかだって来たぜ」

コックピットハッチを開けメインパネルを操作し調整をし終えたもみ山のDガンダムが
起動しコンテナから出たその時!

諏訪 「レーダーに反応!MSだ!」
高山 「ザクをなめんなよーーーうぉぉぉぉぉ」

時代遅れのヒートホークを振りかざしブースター全開でDガンダムに向かってくる高山

もみ山「ふっ、丁度いい。Dガンダムのテストにはもってこいだぜ、これでも食らえ!」

Dガンダムのバックパックからフェザーファンネルが何基か射出され
ものすごい速さでザクに向かってゆく
ザクはDガンダムの所にたどり着く前にフェザーファンネルに囲まれてしまう

高山 「このザクがただの旧ザクだと思うなよ・・・・・・」

高山のザクのモノアイが赤から青に変わった
と、同時にフェザーファンネルの攻撃が始まる。
しかしフェザーファンネルの攻撃は全てよけられてしまう

高山 「EXAMシステムとALICEシステムが合体したこのシステム。旧ザクとは仮の姿さ」
もみ山「ふっ、あれでもいちよ新型なのか。しょぼいな、しょぼすぎるぜ、行け!ファンネル!」

もみ山の掛け声と同時にフェザーファンネルの攻撃は質量のある残像の如く激しい攻撃を繰り出す。
ファンネルが仕掛けている間、もみ山は高出力ヴェスバーのエネルギーチャージをしていた。

Dシステム「警告、エネルギーチャージ25%不足しています。」
もみ山 「ビームシールドの出力を回せ!」
Dシステム「シールドエネルギー25%ダウン.....シールド展開率75%まで低下....ヴェスバーチャージ完了」
もみ山 「落ちろー!!!」

メガ粒子砲並のビームが3km離れているザクめがけて一直線に飛んでいく

高山 「ジークジオーーーン」

ザクのエンジンを直撃。
核爆発の為半径約3kmにわたり被害が出たものの
Dガンダムの回収作戦は成功。

もみ山はニュータイプとして覚醒したがファンネルを使うたびに毛が伸びると言う
後遺症に悩まされ続けた

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Dガンダム 覚醒編 終
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参考

Sガンダム
閃光のハサウェイ
∀ガンダム