「大嫌いだよ」

「ウザイ」

「死ね」

「消えて」

 

そんな風に嫌って嫌って嫌いだった相手

言葉で傷つけられて傷つけてたあの日

そんな日があった事を忘れてしまったのだろうか

 

 

今はそんなにムカツカナイ

腹が立たない・・・・・

 

むしろ又・・・戻りたいのカナ

あの日に・・・

たくさん笑って楽しかった時

 

それは今でも変わらない

ただその相手が君じゃなくなっただけ

 

 

どうしてだろう・・・

その時「大嫌いだ」

「ムカツク」

「死ね」って思っても

 

何時も許せてしまう自分がいるのは・・・・・・・

それは君だけじゃないんだ

兄貴・お母さん・お父さん・友達・・・・・・・・

血の繋がりなんて絶対関係ないんだ

 

今・・・・・・

思う

嫌いって言葉が出てきたのは何となくだった時もあった

ホントは嫌いじゃなかったよ

回りに合わせてたんだよ

そんな弱い自分が居たのも確か

でも・・・・今は

違う

むしろ違ってほしいんだ

 

傷つけた相手・・・・・

今は私の事なんて頭に無いよね

けど

私は忘れないよ

ううん

忘れたくない

又、回りに流される自分に戻りたくないから・・・

 

 

最近は滅多に「嫌い」って言葉は使わなくなった

 

 

あの頃の私はどうしょうもなく馬鹿で子供すぎたんだ・・・・・

我慢が足りなかったんだよ・・・・

何でもかんでもムカツク事があれば「嫌いだ」

「死ね」って言ってた

分かろうともしなかったんだよ

 

それは君も同じだと思いたい・・・

それが例え回りから「都合の良い解釈だ」と思われてもね

 


 

 

泣いて

泣いて

 

 

涙が枯れるくらい泣いて・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

声が出なくなるまで泣いて

いくらでも胸を貸してあげるから・・・・

 

いくらでも抱き締めてあげるから・・・・

 

 

 

 

いくらでも僕のそばに居て

 

 

 

 

君のそんな泣き顔を見るのは僕だけ

僕だけは・・・君の心の叫びを知ってる。

だけどそれだけじゃ君の特別にはなれないんだ。

 

だって・・・・

君の心はふわふわしてる風船みたいに高いところにあるから・・・・。

 

 

届かない・・・・。

 

 

でもね・・・・・・・・・・・

 

風船は高い所までいくと割れちゃうんだよ?

 

 

果てしなく上る事なんて不可能なんだ

 

 

そして・・・・・・・・・・

 

 

 

 

壊れる・・・・

 

コワレル

 

 

君は壊れていく・・・

そして壊れた君を見ていられるのも僕だけなんだ

 

 

破れた風船の様になった君をいくらでも抱き締める。