君が好き

それだけは確かな思いやった・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

いつかきっと跡部の物になってしまうんやろ?

そんなんやったら今の内に壊しとけばええやん

汚せばええ事

そんで泣いて泣いて俺の事だけ考えて

俺だけしか見えない様にすればええ事や

跡部の事なんて考える余裕なんてあらへんようにすればええ事・・・・・・・・・・・・

 

 

 

放課後の教室では忍足を待っていた

外は青さを無くしオレンジ色に変わりそろそろ日が暮れそうだ

無造作に開けられたドアからは忍足が入ってきた

「スマンな・・・少し遅れたわ・・・」

「別にいいよ・・・んで用事って何?」

不機嫌そうな顔するんやな・・・

跡部だったら笑うんかい

「・・・・・・・なぁ・・・はアイツの事好きなんか?」

ホントは知ってんねん・・・・

わずかな希望でもかけてみるほど馬鹿やないけど・・・

「・・・アイツって?」

「跡部」

その言葉を聞いた瞬間の顔色が変わった

夕日のせいじゃない

顔が赤い

・・・可愛ええな

けど・・・・

ムカツクわ・・・・・

その顔

壊してやりたい

返答しだいでは帰してやろかと思ったんやけどな・・・

「・・・忍足には関係ない」

関係なくないねん

俺はずっとの事好きやったのに

何で気付かなかったん?

「そんな事なら私帰るから」

そう言って帰ろうとする手を逃がすわけにいかないんや

華奢な腕を掴むとは危機感を感じとったようだ

「・・何・・?」

声が少し怯えてる

けど・・・・・・・これからの方が怖いんやからな・・・

俺は自嘲気味に笑ってを床に押し倒した

「?!何すんの?!」

驚愕してる

そらそーか・・・

いきなり好きでもない男にヤラレルんやもんな

でも

自分が悪いって事気付かなアカンよ?

ちゃん?

「・・・・・・ムカツクねん。

「なっ!あたしが何したって言うの?!」

「何をした?愚問やな・・・ホントに何も気付いてあらへんねんな・・笑わせるわ」

又笑う。今の俺はきっと目は笑ってない

「・・ど・・どいて!!」

思いっきり抵抗するんやな

けど

敵うと思っとるん?

そんな華奢な細い腕で

でも・・ま、抵抗してくれへんとおもろないな・・

「ヤダっ!!」

そう言って手を振り回してるだけだったらすぐ犯してしまうで?

ええの?

もっと抵抗しいや

面白くなるのはこれからやろ?

「ヤメテ!」

俺はの手首を上にあげて自分のネクタイで縛った

シュルッとネクタイの外れる音が教室を響く

「ええ眺めやんな」

「こんな事してただで済むと思ってるの?!」

それは脅しかいな・・・

そんなの通用せんわ

「・・・何いってるん?この事一番知られたくないのやろ?」

くくっと喉をならして笑う

の顔が青ざめていくのが良く分かる

「・・・・おねがい・・・やめて・・」

目を潤ませて懇願してきた

そんなの逆効果って事分かってやっとんのか?

「・・・・もう黙りい」

そう言ってシャツを力任せに引き裂く様に開ける

ボタンが宙を舞い白い素肌が露になる

「きゃあ!」

悲痛な叫び声が響く教室

「誰か来たら困るの自分やろ?声立てんなや」

「・・・・・・・」

「そう・・ええ子やんな」

 

抵抗をやめたはただジッと目をつぶって身体を強張らせる

そんな姿はもっと忍足を欲情させる

「ひゃ!っ!」

舌を這わせて突起物を刺激する

びくっと肩を震わせ石のように固まる

「ひゃぁ・・・・・やだぁ・・」

「そないな事言っても身体は正直やんなあ」

舌のザラザラとした感じが又快感を呼ぶ

感じたくないのに感じてしまう身体

ホントは嫌なのに・・・・・・・・

必死に抵抗したいのに・・・・

どこかで受け入れてしまう自分がいる

「ココそろそろ限界やろ?」

ニヤリと意地の悪い笑みをたたえる忍足はスカートをめくるとソコをいじり始めようとした

「イヤ!!もうやめてよ・・・おねがいだから・・・」

涙が頬を伝い髪の毛に落ちる

「イヤやわ・・・は俺の手で汚さんと気ぃすまへんのや」

「・・・・・」

「跡部がそんなにエエか?」

「・・・・・」

「アイツは俺と同類や」

「・・・・違う!!」

「景吾はこんな事しない!」

涙がまた頬をかすめた

だんだん視界がぼんやりしてきて何も見えなくなってきた

否、見たくなかっただけかもしれない

「何や・・・・名前呼ぶまでの仲になっとたんか」

「・・・・・・・・」

「ムカツクわ・・・・・」

視界が霞んでどんな顔そえるか分からないのが唯一の救いだった

「それに・・まだ反抗する気があるみたいやんな?ちゃん」

「・・・・・・」

恐怖心からもう声も出なくなった

この人の目が怖い

いつもの目じゃない

常人じゃない

どうしてこんなに冷たい目が出来るのだろうか?

確かに顔は見えないけれど

オーラが怖い

スカートをたくし上げられて下着がはぎとられる

羞恥心でいっぱいになる

「ヤダ・・・・・・・・」

涙しか出てこない

出てくるのはかすれ出てくる声と涙

男の指がソコに入る

「イヤァ!!!痛い!!!ヤメテ!!」

「ちょと黙り」

そう言って口を覆うようにしてキスしてくる

「んふうぅ・・・んっ!・・んんー」

口内を犯す唇の快感と指先の快感が混ざり合って更なる快感を呼ぶ

舌を避けても絡み付いてくる

唾液が口からだらしなく垂れる

下のソコの動きもだんだん激しい物となってきた

ぐちゃぐちゃと粘着音が情事をしてる二人にむなしく聞こえてくるだけ

 

やっぱり・・・処女やったんな・・・

しかしあの跡部が手ぇ出さんとはな・・・・

そんなにが大事やったんやな

ぞくぞくするわ・・・・・

ええざまやな・・・跡部・・

先にさせてもらうでぇ?

大切な女が俺に強姦されたって聞いた跡部の顔を拝みたいわな・・・・

不敵な笑みを浮かべる

「・・・・淫乱やんな。。好きでもない男相手に感じるなんてなぁ・・・?」

「痛い!!痛いよぉ!!!・・」

指を内壁を弄る

三本目の指が入った瞬間痛がり始める

「・・・・・・くっくっく!」

痛いか・・?そないなら・・・もっと痛くしたろか・・・・

俺は壊れた笑い袋・・・・・・・

 

 

ジーっとむなしい音を立ててズボンを開ける

そこから忍足は自分の固くなった物を取り出した

今まで見たことの無いもの・・

景吾とはしたことは無かった

強要されたが景吾は無理強いなんてしなかったし私もしたくなかった・・・

あぁ・・・・こんな事になるなら景吾と・・・・・

こんな状態の中で後悔・・・そして恐怖・・・・・・それしか感じなかった・・・

「・・・・・ヤダ・・・・・」

「・・・の顔ってホンマにそそるわなぁ・・」

忍足はうっとりしながら私の顔を見ていた

「・・・・え・・・?」

「・・あの跡部が手ェ出さんのは正直驚いたわ・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・景吾はアンタとは違う!」

そう言った瞬間目が強張って平手打ちが飛んできた

パチン

頬に鈍い痛みを感じる

「口には気ぉつけェ?」

怖い・・・・・

けど・・・・・・・・景吾を悪く言うのは許さない・・・・

「・・何回だって言ってやるわ・・・け・・・景吾は・・アンタなんかより優しいわよ・・」

あきらかに声が震えた・・

強がったって・・・・・・開放なんてされる訳が無かった

絶対に二回目の平手打ちが飛んでくると思って目をつぶらせた

目を開くとニヤリと意地の悪い笑みを浮かべた忍足の顔

「・・・・・・・それが何や・・?」

口を曲げた

そう言って彼は自分の物を挿入した

「!!?きゃああああああーーーーー」

大きな物は経験の無い私に苦痛を与えるだけのものだった

「痛い!!!!!!!!」

又教室には大きな悲鳴

今まで経験した事がない痛み

そこからは真っ赤な血が流れ出た

その血が生なましい

「・・・動くで・・・・」

大きな物がナカで動く

「いやぁ・・・痛い!」

腰がぐぐっと上に持ち上がる

そうして・・・・私は果てた

気を失う前につつーと精液と血が太ももをつたう

気を失いかける前忍足が何かを言った・・・

 

「          」

 

 

 

俺は汚したんや・・・

を・・・・・・・

許される事ではない

跡部に知れたら殴られるのは確実

今はそんな事より頭にあるものがある・・・

俺は・・・・・

アイツを・・・・・を・・・

愛したんやと・・・・

間違えた愛仕方だったが・・・・・・・

ひねくれた愛仕方だったが・・・・・・・・

それでも俺はアイツを愛していたんや・・・と・・・

けれど・・・・・・・結果的にはアイツに深い傷を与えただけやった

 

壊しただけやった・・・・・・

 

悪夢から目覚めた後忍足はいなかった

服装もきっちりしていた

回りをみわたす

何があったのかなんてわからないぐらいキレイな教室

身体が痛かった・・・・

でも・・・・そんな痛みより心の方が痛かった

あれだけ泣いたのに・・・・又涙か出た・・

それは・・・・・・

無知な自分への憤り

気付いていたのなら・・・・・・・・

私がもっと回りを見ていれば・・・

こんな事にはならなかったのかもしれない・・・

 

 

最後の言葉は・・・・・・

傷を付け合っていた私も言わなきゃいけない事だったのかもしれない

 

 

 

 

                       「「ごめんね・・・・・・・・・・」」

 

 

 

 


後書き

エロくないよ!!!!全然ダメだし!!!(自分に逆ギレ)
次はもっとエロく・・・・