このコーナーは私が楽しいと感じたマンガを中心に、その簡単な内容とわての感想を独断と偏見で載せていきます。
もし、何かご意見がありましたら、また、感想などがありましたら、ゲストコーナーに書き入れるか、またはメールをお送りください。
かならずやご返事は差し上げますので・・・。ではよろしくお願いいたします。

静かなるドン
作者:新田たつお   マンサンコミックス
サブタイトル:YAKUZA SIDE STORY

 関東最大の広域暴力・新鮮組の3代目総長近藤 静也の物語り。
 昼間は下着メーカー「プリティー」のデザイン部に所属、サラリーマン稼業。
 しかし、その実態は、サングラスをかけるや否や大親分に変身。昼と夜の2つの顔を持つ男。関西の暴力団とに抗争、チャイニーズマフィヤ、ロシアマフィアなどとも一戦を交えるがなんとかその勢力を保っている。総長はヤクザが一番に合っていることも、彼の体内に流れている血もヤクザ本物なのだが、それを本人は一番嫌っている。もし、その血が騒ぐと、いかなるものも跳ね飛ばす恐ろしい力を備えている。デザイナーの秋野さんに恋をするが、彼女に迷惑をかけることを一番恐れている。純粋に人を愛することを教えてくれる一冊でもある。

わての一言。

 それにしても、すぎでっせ!関東最大の暴力団の総長が下着会社で勤務とは!!この発想がユニークというか実際にはありえない設定。
 彼の部下というと、総長の座を狙っているどうしようもない連中。(中には本当に命をかけて総長を守ろうとしているひともいます。)
 とにかく、気楽に笑って気楽に読んで、そして人を本当に愛することっていったいなんだろうということをしっかりとつかんでくれればええんとちゃいまっか?なかなか、面白い本でっせ!
2000年05月23日 19時22分57秒

だから笑介!
作者:聖 日出夫  小学館
ビッグコミックスペリオル掲載中

笑顔の素敵な大原笑介。係長になっての物語。いつも一生懸命の彼は、失敗を恐れない、むしろ、その失敗をその後の仕事に大きく活かしている。五井物産株式会社、食品事業部食品3課係長。その魅力によって、いろいろなライバルを退け、人事課の小泉今日子と結婚。室町食品のビッグ麺を大ブレイクさせた男。そのことを威張りもせず、常に自分のペースで仕事をこなす。何から何まで一生懸命。計算づくでない、人間としての商売。サラリーマンバイブル。この本の前段階では、彼の係長になるまでの足跡をしるした「なぜか笑介」が発売されている。

わての一言。

 こんな人が一人会社に折れば、すばらしい。なんでも笑顔、疲れを見せない、彼には何でも話せる。三流大の出で、一流企業に就職。勇気と決断力を兼ね備えてはいるが、それを威張らず、前面に出さず、自分を殺して仕事をお客様のためにする男。こんなん、今の世の中にいませんで。わても、こんなに仕事ができる、そして頼られる社会人になりたいものである。
2000年05月23日 19時03分58秒

山口六平太
作者:林 律雄 画:高井 研一郎
出版社:小学館(ビッグコミックに連載中)

 大日自動車株式会社総務課に所属する山口 六平太が活躍する物語り。会社にとってはこのような人が一人いなくては回っていかないだろう。
 第一巻のタイトルが「総務課は何でも屋」とあるように、まさに、すべてのことを引き受ける総務。その中にあって、何でもかんでも引き受けてしまう、しかも必ず成功する。見た目はジャガイモみたいだが、食べてみるととても味がある。そんな彼の物語であります。


わての一言
 いいですね。このろ六平太は!なんともいえないその行動力。総務にもってこい!どのような職場にも一人は置きたいこんなやつ!
 愚痴はこぼさない、仕事は速い、アイディアは抜群。彼がこなした仕事はとてもすばらしい。社内を駈けずりまわり、蛍光灯の点検、トイレットペーパーの補充」など、みなが、嫌がっている仕事を率先してやってくれる愛すべき人である。今後とも活躍を期待していますで!
2000年05月15日 15時44分44秒

代打屋トーゴー
作者:たかもち げん 
出版社:講談社(モーニングKC連載)
「こちらはパーフェクト・ピンチ・フォロー・オフィス。殺人と営利誘拐以外なら代打で何でも引き受けます。料金は1万から3万円。午前0時以降は深夜3割増になります。24時間以内の緊急の場合はプラス2万円。危険を伴う代打、非合法な代打には、別途特別料金を申し受けます。なお、お引き受けするかどうかは、12時間以内にご連絡いたします。」
 これが彼の家の電話から流れるメッセージ。普段は、地方公務員として役所に勤める31歳。
 特質すべき能力は全くなし。ただし、代打時のみその能力無限。 そんな男が解決する難問奇問の数々。楽しいキャラクター 吉本大介をよろしく。

わての感想

 いや、痛快というのはこのことをいうのであろう!普段はまったく働かない人間がここぞというときにとてつもない力を発揮する。これこそ理想。今の人間社会、いつも全力は無理。格好だけで、いざとなるとまったくだめな人も多い中で、この主人公はすばらしい。何でもこなす超人・・・。わても少しあこがれているのですが・・・。
2000年05月15日 15時36分34秒

クッキングパパ
作者:うえやまとち 
出版社:講談社(モーニングKCに連載) 
作者のはじめの言葉:料理って、楽しいんですよーっ!!
 ボクは子供がいて、父親です。どうせ父親ならかっこいい父親になりたいなーなどと考えたりします。男らしくて、優しくて・・・。
 そんな父親像をボクなりにドンドン追求していったら、クッキングパパができました。 荒岩主任はボクの理想の父親像でもあるのです。では、おいしーいマンガを、どうぞ!!
 この言葉とてもいですね。


わての感想

 さて、とても私には真似のできないスーパーマンである荒岩。あの太い体には似合わない包丁捌きと料理の腕。
 学生時代からこの料理好きは変わっていない。最近はテレビ番組で、人気男性タレントが料理を作るシーンが多く見られるが、まだまだその大部分は女性に任せられているのが現状。
 毎回の料理のレシピ、必ず私は真似をして作ってみる。美味しい香りのするマンガであることは間違いないで!
2000年05月15日 15時17分53秒

美味しんぼ
作者:雁屋 哲  画:花咲 アキラ
出版社:小学館(ビッグコミックに連載中)

 東西新聞「究極のメニュー」作りに挑戦する2人(山岡と栗田)が主人公となり、料理を通して社会の矛盾点を考えさせるような漫画。
山岡の父海原 雄山との料理対決などは、おもしろい。やがて、山岡と栗田は結婚するのだが、それに至る過程で、いろいろな事件(?)をものの見事に料理の知識と行動力によって解決していく。
 この漫画は、単に美食を紹介するだけに終わらず、とにかく社会のおかしな点や、日本の矛盾点などを鋭く、しかもわかりやすく解説している。是非、一度読んでいただきたい。


わての感想

 とにかく、グータラ人間である山岡でっけど、こと食のことに関しては超一流。
 自分で何かにつけ解決していく、第1巻の「豆腐と水」ではその舌のすばらしさをアピール。
 将来のすばらしいパートナーを見つけるわけですわ。
 親である海原との「究極」と「至高」対決等とてもおもしろく読める。
 最終的には栗田と結婚し、子供を作り、そしてまだではあるが、予想では、山岡が美食クラブの会長になるではないかという予感。ほんとに次の巻が出るのをとても楽しみにしているのでありまっせ!
2000年05月15日 15時14分04秒

風の大地
作者:坂田 信弘 画:かざま 鋭二 
出版社:小学館(ビッグコミックに連載中)

 冬を迎え完封吹きすさぶ中、24歳になったばかりの一人の男がプロゴルファーを目指し、栃木県鹿沼カントリー・クラブに入った。
 この物語は、その男のゴルフ人生を語るものである。その男の名は沖田圭介。
 この男がいずれは世界を征するゴルファーになるとは、この時点は誰もが予想しなった。多くの友と多くの先輩に見守られながら、自分を見失わずに、ただひたむきにゴルフに打ち込む男、それが沖田である。


わての感想

 いや、こんな青年が日本いれば、ゴルフ界も明るいのに!残念ながら、今の日本では育ちまへんな。何事にもくじけず、何事にも良い方向に考え、常に前向きの姿勢でゴルフに取り組む姿勢。
 これがわての心を打ったんですわ。
 現在(5月15日)時点では24巻まで発刊されているが、毎回新しいものがでるのを心から待ってますんや。マンガの中とはいえ、メジャー制覇を・・・・・・。
2000年05月15日 15時10分19秒

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