私の気持ち

Written by チエ


今年も夏が通り過ぎてゆく。

あなたと過ごした景色もだんだん変わってゆく。

けれど、変わらない物があるの。

それは、あなたを想う私の気持ち・・・。

でも、やっぱり変わっていってるのかな?

だって、あなたへの想いはどんどん大きくなっていっているんだもん。

あなたが私に話し掛けるたび、

あなたが私に微笑みかけるたび、

私の胸は、いつもよりも早く、ドキドキするの。

そしてあなたの事、1日中だって考えてる。

あなたは私のこんな気持ち、きっと知らない・・・。

ううん、そんな事思いもしない・・・。

あなたに、この気持ち、知ってほしい。

でも、いいの。

もし、私がこの想いを伝えてしまったら、きっとあなたを困らせてしまうもの。

あなたの困っている顔は見たくないもの・・・。

だから、いいの。

今は・・・。

私、あなたと一緒に笑っていたい。

だから、この想いはそっとしまっておこう。

あなたが気づいてくれるその日まで・・・。

ね、だから、お側において下さい、ゼフェル様・・・。

 

〜fin〜