Modified showcase
How to modify cooler showcase
これであつい夏もクワチャンOK


< /table>
冷蔵ショーケース
■夏の暑さ対策のために、以前オークションで購入していた冷蔵ショーケースをついに改造。 温度設定を、これまでの4℃から、4-40℃可変に対応することが出来るようになりました。
(実際は、外気温以上にするための、ヒーターは、まだ入ってないので、上は成り行きです。)

冷蔵ショーケース ■これまで、低温で飼育しなければならないクワを、随分と★にしてきましたが、 これからは、もう言い訳できません。

■今回のトータル発生費用(大体大雑把に)
・・・冷蔵ショーケース:8000円+2000円
・・・サーモスタット :4500円(送料込み)
・・・最高最低温度計 :2000円
暑さも収まる頃
Do it !
改造冷蔵ショーケース
作成方法

冷蔵ショーケース
冷蔵ショーケース ◆サンヨー電気製の15年くらい前のものです。
◆パネルの背面には、簡単な電気回路が書いてありました。非常に簡単な回路ですが、 慣れない自分には、やはり難しい〜。
◆これを見ると、ファンは常に回転しています。
◆サーモスタットは、ON-OFFさせるものではなく、抵抗を変えて、電流を変化させ、  コンプレッサーを変動させるタイプのようです。
(本当かよ?)
分解開始
パネルはずし
コンテナー
◆まず、前面のパネルをはずして、何をどうすればよいかを入念にチェック!
◆早速サーモスタットが、アナログか、デジタルかを、チェックしました。
(当然アナログタイプでした。センサーは、ステンレス製で、この中の液体の状態変化による圧力を ダイヤフラムで受けてスイッチを制御してる。のかな?)
◆ダイヤルの付いている制御箱の中には、リセットSWがありますが、これは、いじれないので、そのまま残します。
冷蔵ショーケース ◆早速サーモスタットのケースを取り外しケースの中を拝見です。サーモからハーネスは、引っこ抜くだけでOKです。
◆オレンジと、ブラックのハーネスの先に、ファストン端子、いわゆるぎぼしの端子が平端子になったものですが、 これを新しいサーモに差し込めば、温度管理は出来るはずです。
<<しかし、12Vと100Vの違いは、大丈夫か?>>    
まずはお掃除
埃だらけだ!!
冷蔵ショーケース
◆とりあえずお掃除をしました。というか、ケース全体の構造を見てみたくなりました。
冷蔵ショーケース ◆分解開始です。まず、天井の板をはずし、ガラスを見てみると、なんと2重ガラスです。 これなら、保温性は、いいはずです。さすが、業務用〜〜。
◆さらに分解を続け、製品を入れるケース部分を取っちゃいました(写真左)。すると、熱交換器とファンが そこにあります。
◆この熱交換器(写真右)をエバポレーターといいますが、本当にいまどきこんな効率悪そうなものは、 そうはありません。電気代が心配です。
冷蔵ショーケース ◆ファンは、この写真のファンとサーモスタットのケースの横に、2つありましたが、モータ1個で回転させています。 ファンは、古い形の翼形状で、いまどきの低騒音、高効率とは、かけ離れています。しかも、この風流れの悪そうな構造は  一体・・・何を考えて設計してんだ?と思いながらも、改造できるほどの加工道具も無く、とりあえずお掃除です。
衝撃の新事実

何故かパプキンを思い出す!
◆エバポレーターは、発泡スチロールで、周りを断熱されており、この部分は、 凝固した水分で湿っています。この茶色の水かす?錆び?が、美しくありません。 あまりに古くなったので、発泡スチロールが、ぼろぼろ。・・・・??
菌糸ビン ◆発泡スチロールをめくって見たら、どこかで見たことのあるような・・・・!!??、菌糸瓶の壁際に  走る食痕??のような、削れを発見です。しかも、削られたのは、比較的新しい・・・削りかすが、白い!(写真参照)


菌糸ビン ◆これは、信じがたいことですが、去年プリンカップを食い破って脱走したパプキンの食痕!!です。 脱走した幼虫が発見できなかったことを、日記?かBBS?かどっかに書いた記憶があるんですが、ほっておいたら、 しばらくたって、成虫が突然現れて・・・ 
◆良く見ると、冷蔵ショーケースの通気口の下の発泡スチロールから、この食痕に続く貫通穴が・・・・ 信じられません。でも間違いないです。 <<パプキン恐るべし!!>>
サーモセンサーのセット
菌糸ビン ◆センサーから本体までの間のキャピラリーという細い管を折らないように這いまわします。 今日のところは、センサーをショーケースの排気口の近くにセットしておきました。
◆スイッチのON-OFFの頻度によっては、センサーを比熱の大きなものか、温度変化をしにくくさせるケースに 入れるなどの、工夫が必要かも知れません。少しトライをしましょう!
サーモスタットのセット
<1>
菌糸ビン ◆ここまでくればあと少し!
◆キャピラリーという細い管を数箇所固定し、サーモスタットケースを取り付けます。 今回は、ショーケースの下の、すいているところに、セットしました。
菌糸ビン ◆元のサーモスタットから引き抜いた、ハーネスを新しいサーモスタットに差し込みます。 新しいサーモスタットは、端子の幅が、幅広で、端子を付け替える必要がありました。 この新しいサーモスタットは、2接点なので、3端子ですので、1番と4番につなぎ、2番は空きとなります。
◆ここで、作動確認をしてみましたが、確かに作動します。特に熱をもつところもなく、 しばらくこのまま作動させておくことにします。 <<燃えるなよぉ〜>>
サーモスタットのセット
<2>
菌糸ビン ◆作動確認は、バッチリOKでした!!思い通りで、自画自賛!!。
(はっきりいって、このケースは、でかすぎて 扱いにくいのですが、オンラインショップでは、このケースは、どうしても買わされてしまいます。) あとは、ハーネスとキャピラリーを挟み込まないように、ケースをセット。
◆今回は、冷蔵側なので、23℃以下になるとOFF(23℃以上でON)になるようにメモリをあわせて・・・
コンセントを差し込んで、本格稼動!でも少し様子を見るために、正面のパネルは、はずしておこう。
菌糸ビン ◆これは、なかなか優れものの温度計で、2点測定、最高最低温度を記憶しているので、ショーケースの中と 外の温度を、一応モニターします。これhあ、東急ハンズで2000円位だったような・・・
<<<<一応完成です。>>>>

●今のところ問題ないですが、何が起こるかまったく不明なため、参考にして問題おきても責任は、一切取れません。 個人の責任で、改造を楽しんでください!!
参考サイト
・ショップ
・サイト
ノギス
◆サーモスタットは、このサイトでオンライン購入です。
  正栄オンラインショップ
   ⇒ http://www.shoei-sec.co.jp/shop/  
◆冷蔵庫の改造HPは、ここです。私も見ながら配線しました。
  M'StagBeetleさんHP
  ⇒ http://chinta00.hp.infoseek.co.jp/reizouko.htm 
◆さらに応用をする方に。電制サーモを使う。
   ⇒ http://www.ink.or.jp/~ykumagai/sonota/kooonnki/kouonnki.htm