MOVIE








ストレートストーリー

主人公の老人が古いトラクターにのって500kの道のりを病気で倒れた兄に会いに行く話。話は単調なんだけど、全然あきないし、すごく感動できる。老人は旅の最後に死んでしまうのかと思って見ていたが、それは若者の見方であるということを感じさせられた。別に老人は死ぬために旅をはじめたわけじゃなく、兄のところまで自分自身の力で行きたかっただけだった。老人の強い意志や、旅先での出会いを通して老人が語る人生観のようなものなどなかなか心があったまる映画。



シュリ

韓国の映画。北側の特殊工作員と南の情報部員が恋をしてしまうという話。おもしろいと聞いて見ると、大体期待しすぎでいまいちだったりするが、この映画はよかった。アメリカ映画には出せない本物の緊迫感が伝わってきた。アクションがなかなかすごいし、ヴィジュアル的にもよかったと思う。しかしやっぱり一番すごかったのは、こういうことはほんとにあるかもしれないというリアリティである。



ブレア ウィッチ プロジェクト

アメリカで低予算で作られたホラー映画。インターネットや宣伝などを効果的に使い、集客を成功させた。しかし、内容的にはいまひとつ。最後までみてもハッキリしない点が多いし、そこまで恐くない。わからない点を作り、関連グッズなどを売ろうとしているらしい。主人公が書いた日記など。ストーリーは三人の若者が魔女伝説のドキュメンタリーを制作するために、ブレアウィッチという魔女が住むといわれる森の中に入り込み、消息を絶ってしまう。その一年後にテープと日記だけが発見される。そのテープにうつっていたものとは。。。発想的にはあたらしいが、うーーーんというかんじ。★
ブレア ウイッチ プロジェクト公式サイト




CUBE

カナダの映画。何気に見出してはまってしまった。物語はずっと同じような部屋の中で進んでいく。目が覚めると見知らぬ立方体の部屋(CUBE)の中に閉じ込められていた人々が何とか脱出しようとする話。閉じ込められた人は警察官や脱獄のプロや精神病の患者など多種多様でしかも各々の特技をいかして脱出していくことになる。その中にクエンティンという警察官がいるのだが、そのクエンティンがアメリカの象徴のような存在でその行動をとおして、アメリカに対する批判が暗にひめられているようだ。結構見ごたえはある。☆★★★★★



シックスセンス

ブルースウイリス主演。ある秘密をもった少年のカウンセリングをブルースウイリスがすることになる。アメリカは日本と違って、幽霊というよりゴーストというかんじで、あまり恐ろしいものではない印象が強い。アメリカはどっちかというと恐いものは悪魔や、怪物、殺人鬼(これも怪物に入るのかな?)でホラー映画はこういうものが主人公になることが多い。それでどっちかというとゴーストは笑えるものや主人公を助けてくれるほうで出てくるのが多いようである。この作品でもゴーストの役割は恐ろしいものと助けてくれるものの中間といったかんじ。だからアメリカ人とかは幽霊はやっぱこわくないのかなとおもった。この映画の終わりには最後に秘密があり、とても感動した。☆☆☆☆☆☆



ジャンヌ=ダルク

レオンや二キータ、フィフスエレメントのリュック=ベッソン監督の最新作。その名のとおりフランスを救った英雄ジャンヌ=ダルクの物語。おそらく、事実にそって現実的にジャンヌ=ダルクを描いている。かなりおもい。ブレイブハートを好きな人は結構すきだとおもう。ジャンヌのおこなった行動の矛盾点が鋭く指摘されており、多分実際はこんなんだったんだろうなと思える。思い込みは時として強い力になる。(自己暗示)☆☆☆☆☆



トーマス クラウン アフェアー

大金持ちの社長が絵を盗むお話で、効果音がとてもかっこよい。展開がよみずらく裏の裏をいつもかかれる。主人公のトーマスはピンチになったときでも余裕をもっており、局面を打開する。なかなか痛快?な映画である。出てくる絵がよいことと、モデルの人が出ておりとても美人。☆☆☆☆



BUGS LIFE

ディズニーのアニメでアリの物語。主人公はちょっとおっちょこちょいなとこがある発明家のアリで群れのみんなにいつも迷惑をかけていた。そしてある日バッタ族への貢ぎ物の台を壊してしまう。そこで主人公のアリはバッタ族から群れを守るためボディーガードを探すたびに出る。
全体的にCGをつかってあるのかな?なかなかキレイなグラフィックスで、一見の価値はあるかもしれない。コメディータッチで結構笑えるところもあった。★★



羊たちの沈黙

ジョディ=フォスター主演のサイコサスペンス映画。この映画でこのジャンルが確立され、後のセブンやコピーキャットなどができた。主人公はFBIの心理捜査官で、連続殺人事件の担当をすることになる。異常な殺されからから、同じような異常な殺人をおかした牢獄にいれられている囚人から情報を得、犯人を追いつめていく物語。この映画のもとになったのはFBIのプロファイリングを作ったロバート=レスラー。この人の書いた本「心理捜査官」だったかな?それを兄が買って気持ち悪いから家に置いときたくないといってもらったというなかなかDEEPな本。(もらってもこまるから実家においてある)日本に住んでてよかったと思います。プロファイリングとは、同じようなケースの殺人事件から性別、年齢、容姿やだいたいの住んでいる場所まで割り出してしまうというもの。★★★☆



デイライト

シルべスター=スタローン主演のアクション映画。これが出た頃、シュワルツネッガーのとかいろいろアクション映画がでていて、これも同じような展開だろうとおもっていたが、この映画はとにかくおもしろい。水中トンネルの中に閉じ込められた人々を助け、迫り来る水の恐怖と酸欠と戦いながら、何とか地上に出ていこうとするお話。年をとってもスタローンのアクションシーンはみごたえがあります。元気がない時にみると元気がでるかもしれません。自分のなかで見終わった後、思ったより評価のたかかった作品。☆☆☆☆



トレインスポッティング

とにかく、この映画は音楽がかっこいい。イギー=ポップや富士ロックフェスティバルもめちゃかっこよかったUNDER WORLDなど、その他大勢のミュージシャンが参加している。内容はスコットランドの麻薬中毒の若者がみる幻覚と、現実の狭間の世界をコメディータッチで書いてある作品。場面に応じてかかる音楽に耳を傾けながらみるのがおすすめな映画。主演は最近スターウォーズ エピソード1でオビワン=ケノービ役のユアン=マクレガー。☆☆☆☆☆



ムトゥ 踊るマハラジャ

はじめ、かなりこれほんとにおもしろいの?という感じ見始めたが、見ているうちにインドワールドに引き込まれ、最後まですぐ見終わってしまった。内容的には日本の時代劇っぽく、正義は勝つ!といった感じ。 主人公のムトゥの話し方が、早口でとてもおもしろい。インド独特の華やかな踊り、主人公がやたら強いアクションシーン。全体を通して考えるとコメディーなのかな?という感じの一本。一度見ても損はないと思う。☆☆☆



オースティン=パワ−ズ

最近放映されたオースティン=パワ−ズ デラックスの前作である。内容はおばかなコメディーで、60年代後半に活躍した英国諜報員が冷凍保存によりよみがえり、悪の科学者をやっつけるという話。あまり笑えなかった。しかし、60年代後半のファッションや女の子はとてもかわいく、見るべきものはなきにしもあらずという感じ。★



レナードの朝

ある日突然目が覚めなくなったら、どうなるでしょう?体はねむったままで成長を続け、目が覚めない。目が覚めると、体は年老いまるで浦島太郎。その人の昨日は何十年前の昨日である。それでも目覚めることのできるすばらしさを、この物語の眠り病の患者達は、ある朝にあじわう。それは、他の似た病気の特効薬を飲まされたからであった。ロバート=デニーロ演じるレナードが目覚める喜びを味わい、そして同時にまた目覚めなくなってしまう恐怖と戦いながら、自分の体を主治医役のロビン=ウイリアムスにたくす。ロバート=デニーロの演技がとても印象的。ロビン=ウイリアムスのにじみ出るようなやさしさが思わす涙をさそう実話をもとにした物語。★☆★☆★



シンドラーのリスト

舞台はヒトラーの支配するドイツにある強制収容所。ここではユダヤ人が大量に収容されていた。シンドラーはドイツ人で、会社を経営していた。そしてはじめは利益のためにユダヤ人をやとっていたが、ユダヤ人を助けようと思うようになる。そして、工場の働き手として、多くのユダヤ人をやとい虐殺から救ったという物語である。実話である。狂いかけている収容所の長官と巧妙な取り引きによって、助けられるユダヤ人の数を増やしていく。白黒の映像が違和感を感じさせず、リアルな収容所の風景を描いたとても考えさせられる作品。★☆★☆



フォレスト=ガンプ

一期一会がこの映画のテーマになっている。フォレスト=ガンプがアメリカの歴史をかけぬけていくという物語。フォレスト=ガンプは少し知的障害がある男。しかし、足がとてつもなく速く、足を生かしていろいろと成功していく。エルビス=プレスリー、ケネディ大統領、ベトナム戦争、ベトナム帰還兵の問題、麻薬などフォレスト=ガンプが早足でこれらにかかわっていく。そしてその都度かかわっていく人々がフォレスト=ガンプにかたる言葉がアメリカがおこしてきた過ちや困難を代弁している。そして、フォレストを通して、結局はいろいろなことがあったけれど、アメリカは立派な国であるということを主張している作品。 ★☆★☆★



スターシップ トゥルーパーズ

舞台は未来の地球。そこは軍人だけが市民権を得る社会、そして迫り来るBUG達。BUGとは虫型の宇宙人で、無差別に攻撃してくる。そしてついに地球がその虫達におそわれてしまう。そして人間達の反撃が始まる。両親をうしなった主人公のリコは歩兵隊に入り、次々と戦果をあげていく。天才少年ドギー=ハウザーのドギーがでている。激しい戦闘シーンと残酷なシーンがすごい。虫達は、とてもリアルなCGで描かれている。そして巨大な虫の登場シーンはめちゃかっこいい。なかなかドキドキハラハラしながらみれるので、アクション好きにはおすすめ。たぶん続きが出るため、今のうちにみておいたほうがいいかもしれない。★☆★☆



PRIVATE RYAN

第2次世界大戦の末期、舞台はこの戦争の勝負を決める「ノルマンディー上陸作戦」。オープニングの残酷な戦闘シーン。50年前の若者達が実際に体験した出来事はあまりにも衝撃的である。そして、この作戦のなかで指揮をとっていった一人の男にある命令がくだる。「戦場にいるライアン二等兵を探し出し、保護して帰還せよ」。 依然大勢のドイツ軍が残る広い戦場に二等兵一人を探し出すというむちゃくちゃな命令を、トム=ハンクス扮するミラー中尉がうけることになる。5人兄弟の4人をうしなったライアン夫妻の末っ子を助けるために命令はくだり、この映画のテーマとなる、一人を助けるために何人もの命が奪われていくということ、5人兄弟のすべてを失う両親の悲しみ、この二つが天秤にかけられながら話は進んでいく。南北戦争で4人の息子を同じように失った両親にあてられた古い手紙。この手紙はアメリカの自由を作ったリンカーンが出したものだった。そして、アメリカの信念がそこにはあった。★☆★☆★☆



ギルバート・グレイプ

この映画の主人公はアメリカの田舎町で、知的障害児の弟と肥満が原因で歩くことも難しくなった母を持つ一人の青年である。レオナルド=ディカプリオ扮する知的障害児役の弟はいつのまにか高い煙突の上にのぼってしまうという奇妙な癖を持つ。そのたび消防隊が出動することになってしまう。主人公のギルバートは、さまざまな困難に遭いながらも強く家族をささえていく。そして恋人役のジュリエット=ルイスと出会う。ほのぼのとした展開のなかで物語はすすんでいく。とっても心に響く作品である。ギルバートの家族に対するやさしさ、守っていかなければならないという思いがすごくつたわってきて、とても感動した。この映画(VIDEO)は是非みてほしい。★☆★☆★☆★



ブレイブハート

舞台は中世のスコットランド。スコットランドはイングランドに占領され、圧政下にあった。主人公はメル=ギブソン扮する恋人をイングランドに殺された男。そして反撃のためスコットランドの独立のために男は立ちあがる。そして、イングランド王妃との恋。壮大なスケールでおこなわれる戦闘。策略を用いてイングランド軍を打ち破っていくところは痛快である。それも長くはつづかず、裏切りなどがあり窮地におちいってしまう。自由を求める戦いのなかで、心からの叫びを最後に聞くことになるだろう。●○●○●○●



マイ フレンド フォーエバー

新しい家に引っ越してきた、血液からHIV感染してしまった子供とその隣りに住む子供の友情の物語。だんだん弱っていく友達をなんとかしたいと、2人は旅に出る。そして友達との別れ。残されたわずかな命を一生懸命に生きようとするその姿がとても印象的。まだ死の意味も分からないうちにおとずれる死。こういう子供たちが世の中に本当にいるということは事実である。☆●☆●☆●



THE ROCK

主演がショーン=コネリーとニコラス=ケイジ。年を感じさせない、ショーン=コネリーのアクションシーンは見物である。舞台は、かつて脱走不可能とよばれたアルカトラズ刑務所。現在は観光地となっていた。そこに湾岸戦争や国境紛争などで暗躍してきたアメリカ軍の英雄が、人質をもって立てこもる。そして科学兵器ミサイルの照準は大都会にあわされている。そこは進入不可能、脱出不可能の要塞であった。しかし、一人だけアルカトラズ刑務所から脱獄した男がいた。歴史から名前を消された男、ショーン=コネリー扮する長年にわたって幽閉されていた英国諜報員である。そしてもう一人ニコラス=ケイジ扮するFBIの科学専門官がいっしょにアルカトラズに潜入することになる。息もつかせぬアクションシーンとショーン=コネリーのしぶい演技が見物。007で有名なショーン=コネリーが英国諜報員役なのはなかなかおもしろい。いままでみたアクション映画の中でイチニを争うおもしろさ。おすすめです。☆●☆●☆●

























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