空と文字(SEA)
静岡の家具


       
静岡浅間大社           久能山東照宮 

静岡の家具の歴史



 わが、静岡市を中心とする家具産業は、徳川時代の漆器工業から発達し、その

起源は、寛永11年(1634年)徳川家第三代将軍、家光公が、ここ、静岡に

〈浅間神社〉を建築するにあたり、日本全国各地より、優れた木工や、彫刻、

宮大工など、それぞれの、名士を 多数、駿府城下に住まわせ、その神殿の

完成にあたらせました。彼らは、神殿完成後、この静岡のたいへん穏やかな、

気候・風土に恵まれ、暮らしやすく、また、東海道のほぼ中心に位置する駿府

に定住し、そのみごとなまでの技術を生かし、庶民のために、日曜調度品を、
  
生産し始めたのが、今日の一大・家具産地・静岡の発祥の由来です。     


     明治18年、いままでの鏡を架ける式の丸鏡台から、現在の旅館等で見られる、

   座鏡式の西洋鏡台が初めて開発され、静岡の鏡台が、日本全国にその名を、

     とどろかせるようになる由縁です。また、大正7年には、和家具の代表とされる、

     茶だんすが、新しく開発されて、大型の木製家具産地となし、太平洋戦争の後、

     全国の市町村単位での生産額では、静岡市が、第一位となっています。さらに、

    サイドボードに代表されるように、常に新製品の開発に、力をそそぎ、品質の良

    もの、デザイン性の高いもの、消費者の個性や、生活様式に合ったもの、また、

   時代のニーズにのっとり、他品種少量生産が図られ、開発分野でも、鏡台から

     箱物、棚物、脚物、小物類までトータル化し、全国でも例を見ない総合家具産地

へと、発展し続けています。                           
            
        
         駿河  伝統の和家具                   

駿河72号       駿河61号      駿河73号 
¥153000     ¥141000     ¥153000
W650 D430 H705  W610 D430 H705  W650 D430 H705

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