怖いから。
小さい頃、瀬戸内に住んでいて、ニョロニョロ活きのいいタコとか新鮮なハモとか、ばくばく食べていた。
魚屋さんが、そういうのをたくさん車で引き売りに来ていた。
ある日、とっても活きのいいシャコを山盛り、お母さんが買った。
うちでいちばん大きいザルに入れられて、うぞうぞ動いてた。
げっ! なんだこれ。きも〜。
それをうちでいちばん大きいナベに湯を沸かして、一気に全部ゆでた。
げげっ! きもわるぅ。
それ以来、シャコはシャリの上に乗っていようがいまいが、気持ち悪くて食べられないのです。
どんなにおいしかったとしても、けっこうです。